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けんしんの株式投資

米国株・日本株・トルコリラについて思う事をつらつらと書いています

シリア攻撃で思ったより下げず

こんばんは、けんしんです。

 

今日は米英仏連合軍によるシリア攻撃の翌営業日だったため警戒しておりましたが、日経は+56.79円とリスクオフにならず無難な動きとなりました。中東リスクが意識されて大幅下落も覚悟していたのでほっとしています。

 

化学兵器の使用は許される話ではありませんので、今回の米英仏の行動は間違っていないと思っています。しかし、個人としての自分と投資家としての自分の考え方は必ずしも一致しないのが難しいところです(個人としては今回の攻撃はやむ無し、投資家の私としては株価が下がるの止めて欲しかった)。投資家としての自分は平穏を求めます。株価が下がるのは気持ちのいい話ではありません。

 

いつか攻撃するかもとは考えていましたが、攻撃は不意を突くのが一番効果的なので、トランプ大統領がシリアを威嚇しているうちは攻撃しないものと思っていました。貿易でも相手国を非難してから譲歩を引き出すスタイルが定着していたので、まずはシリア側の出方を伺う形を想定していました。

 

それだけに迅速な対応に驚きましたが、局所的な動きに終わり、市場への影響も限定的でほっとしています。

 

状況がエスカレートすれば最悪の場合アメリカとロシアの直接戦闘という事になりますが、ロシアは味方集めに苦労しているようですし、アメリカとの全面対立は致命的なダメージになるので、舐められない程度に譲歩しつつ沈静化していく形ではないかと思っています。

 

ちなみに、私自身の資産では、少し前に売ったゼネラル・エレクトリック(GE)の半分はXエクソン・モービル(XOM)購入に使ったので、中東リスク(原油高)への耐久力ほんのちょっとだけ上がりました。

 

しかし、FXで前から持っていたトルコリラが下がりまくるので、トータルでは全くもって辛いところです。トルコはシリアの隣にあり、中東のキープレイヤーでもあるため、中東リスクの当事者のひとつです。インフレの高進など国内情勢が悪く、ちょっとしたことで通貨リラは乱降下します。

 

現時点ではダウ先物もプラスなので、市場は今のところ状況悪化は見ていないという事でしょう。NATO側は臨界点を示した形なので、今後シリア・ロシア側がどう出るかという所ですね。

 

最悪の状況には至らず一先ずほっとした感はありますが、今後も市場の波乱要因になる可能性があるため注意が必要です。

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