おはようございます、けんしんです。
昨日、S&P、ムーディーズがトルコの格付見直しを発表しました。
格付け見直し
1.S&P
現状:BB−安定的
変更後:B+安定的(1段階格下げ)
トルコの信用格付けを相次ぎ格下げ、S&Pは「B+」に - ロイター
2.ムーディーズ
現状:B a2 安定的
変更後:B a3 ネガティブ(1段階格下げ、見通し変更)
トルコ格付けを「Ba3」に引き下げ、見通し「ネガティブ」=ムーディーズ - ロイター
ちなみに、先月フィッチがBB+からBB(ネガティブ)に格下げしていたので、全ての格付会社が格下げした事になります。
今回、S&P、ムーディーズが共に格下げしましたが、見通しについては判断が分かれています(S&Pは安定的を維持、ムーディーズはネガティブに修正)。
今のトルコはお世辞にも安定しているとは言えないので、S&Pが安定的を維持したのは少し驚きでした。
格下げ発表後、レートが大きく下げる事はなかった
格下げニュースが出てもレートは動かなかったようですが、週明けのリラ市場が無風なのか荒れるのか注意ですね。
既にジャンクまで下がっていたため影響が小さいと判断されたか、織込み済みだったという事でしょうか?
本件は無風でも土日にまたニュースが出て荒れる可能性もありますが。
ブランソン牧師解放とかしてくれればありがたいんですけどね(*´Д`*)
ただ、アメリカの要求が厳し過ぎるというのもその通りと思います。
トルコ側にだけ妥協を迫るのも酷な面もありますね。
何とか踏み止まって欲しい!
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