先日のブログに対して霧末さんから反応があるとは思いませんでした。
愛ある激励ありがとうございます。
おはようございます、けんしんです。
先月から続いた決算もいよいよ大詰め、保有銘柄で最後となったシスコシステムズとウォルマートの発表がありました。
シスコシステムズ
EPS:$0.70($0.69)
株価:43.86→45.16(+2.96%)
米シスコ、強気な8~10月見通し示す-企業の設備投資が追い風 - Bloomberg
ウォルマート
EPS:$1.29($1.22)
株価:90.22→98.64(+9.33%)
ウォルマート株急伸、売上高が10年余りで最大の伸び-食料品好調 - Bloomberg
注:EPSのカッコ内は市場予想
所感
シスコシステムズ、ウォルマート共に売上高、EPS、将来見通し何れも予想を上回る良いものでした。
最近は将来見通しに反応する事が多いので、そこが良かったのが特に嬉しいですね。
シスコについては、既存事業からの脱却を進めているというのも良いニュース。
主力のネットワーク機器はアマゾン参入懸念もあり、将来に不安を感じる部分もありますが、ソフトウェアやセキュリティといった事業が伸長しているのは良い傾向ですね(まだ規模は小さいようですが)。
ウォルマートは予想を大きく上回ったためか株価が9%上昇と素晴らしいものになりました。
売上がここ10年で最大の伸びって凄いですね。
また、小売業にとって重要な指標である既存店売上高が+4.5%と予想2.2%を大きく上回り、成長鈍化懸念を和らげてくれたと思います。
アマゾンの侵食が懸念される両社ですが、大きな安心感を受ける決算でした。
勿論、今後のリスクは残るものの、現時点での不安は大きく後退しました。
あくまでも今後次第というところですね。
さて、今回でようやく決算も終わりました。
トルコリラの強制決済で最近は意識から消えてましたが、ハイテク銘柄の乱降下もあり、今まで以上に緊張した決算でした。
インテル、GEなど悲惨な下落となった銘柄もありますが、米国株全体で見れば悪くなかったかなというところです。
全ての決算が終わりましたので、現在の経済情勢も踏まえて、リバランスの是非を考えて行こうと思います。
トルコリラは悲惨な結末となりましたが、米国株決算は良い終わりで締めくくる事が出来ました。