けんしんです。
速いもので決算期に突入した。
私の持ち株ではJPモルガンがトップバッターである。
かつて保有していたウェルズ・ファーゴも同日発表なので合わせて記録しておきたい。
JPモルガンの決算
売上:298億5000万ドル(市場予想:284億4000万ドル)
EPS:2.65ドル(市場予想:2.35ドル)
株価:106.23⇒111.21(+4.69%)
ウェルズ・ファーゴの決算
売上:216億1000万ドル(市場予想:216億ドル)
EPS:1.20ドル(市場予想:1.11ドル)
株価:47.75⇒46.49(▲2.62%)
決算は良かったが株価は明暗分かれた
JPモルガンもウェルズ・ファーゴも売上高・EPSが市場予想を上回った。
最近、FRBの利上げ打ち止めや逆イールドの発生など銀行が置かれている環境が悪いため、今回の決算は大いに安堵するものである。
しかし、株価への影響はまちまちで、JPモルガンは上昇したものの、ウェルズ・ファーゴは大きく株価を下げた。
ウェルズ・ファーゴの株価下落は将来見通しが暗かったことに反応したようである。不祥事発生やCEO辞任で荒れている中なので踏んだり蹴ったりというところ。
大株主であるバフェットはどうするのだろう??
JPモルガンの見通しは楽観?
本業の金利収入について、JPモルガンが145億ドルで四半期ベースで過去最高を更新した一方、ウェルズファーゴは減少となった。ウェルズ・ファーゴはコスト削減を軸に純利益増加を達成したようである。
また、商業銀行が好調だったJPモルガンもトレーディング収入は苦戦したようである。
ところで、2019年の金利収入をJPモルガンは前年比+5%とする一方、ウェルズ・ファーゴは2~5%減少としたようである。
現在、利上げが打ち止めとなり、逆イールドが生じている状況を見れば、ウェルズ・ファーゴのように固く見ておいた方が無難のような気がする。
JPモルガンは楽観でも悲観でもない見方を示したとのことだが、市場環境が逆風なので、本当に実現できるか少し心配である。
関連記事
前回決算
前々回決算