おはようございます、けんしんです。
何とも嫌なニュースが出ていました。。
米国が米国人牧師拘束を理由にトルコに制裁を課していた件で、トルコが米国へ対抗措置を取ることを発表したようです。
トルコが米高官の在トルコ資産を凍結
内容としては、「米国の司法長官と内務長官にトルコ国内の資産があれば凍結する」というもののようです。先日、米国が課した制裁と同じものをやり返した形ですね。
本件の原因となった米国人牧師ブランソン氏の拘束問題については、今後も協議を行うという事で一旦小康状態に入ると思っていましたが、すぐ報復合戦になってしまいました。
ただ、アメリカの高官がトルコに資産を持っている可能性は低いと思うので、ポーズだけであまり実効性のない制裁のようにも思います。
市場の反応は読めませんが、無反応であればありがたく思う所存です。
(甘い見方かも知れませんが)
トルコリラへの影響が軽微であることを願うばかり
トルコリラはどこまで落ちるか見当もつかないので、市場が強く反応しないことを願うばかりです。
それにしても、インフレ率や米雇用統計は市場予想を下回り、拘束問題については対話が模索されるなど、少しの間落ち着くかなと思ってたのですが、直ぐ崩れるとは…
株式投資家としては、悲観的なタイプだと思っていますが、トルコリラに対しては想定がだいぶ甘いですね。予想より悪い方に行く事が多いです。
悪いことを想定するという点において良い訓練になってはいますが、(資産的な意味で)失うものが多くて困ります。
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今回の発端となったアメリカの制裁です
捨てる神あれば拾う神あり