けんしんです。
株式市場の方が大変ですが、だからと言ってFXを無視するわけには行きません。
ということで、毎週定例のリラ振り返りです。
チャート
トルコリラ
南アフリカランド
ここ1週間の騰落
①トルコリラ:18.54円→19.17円(+3.40%)
②南アランド:7.70円→7.73円(+0.39%)
南アフリカランドは変わらずですが、トルコリラが大きく上昇しました。
これはブランソン牧師解放・経常収支改善によるものですね。
ブランソン氏解放については、遂にこの時が来たという思いです。
今週の指標
トルコ
10/11 8月トルコ経常収支 +25.9億USD(予想25.0億、前回-17.5億)
南アフリカランド
なし
ずっとマイナスだったトルコの経常収支が遂にプラスに! そして、市場予想を上回りました。リラ安を背景にした観光収入増とのこと。為替は経済の自動調整機能があることの典型ですね。
まとめ
ブランソン牧師解放
私を含め多くのトルコリラホルダーが望んでいた瞬間が訪れました。
拘束されていた米国人牧師ブランソン氏の解放です
ブランソン牧師はかつてトルコでクーデターを計画したとして拘束されていたアメリカ人牧師です。同氏の拘束・解放を巡ってアメリカとトルコは火花を散らしていました。
無事解放された時は心からホッとしました。
しかし、リラの値動きを見ていると、やはり市場とは不思議なもので、12日にぐんぐんリラ高が進み、1リラ=19.2円台まで上げましたが、解放が決まった途端に下落して18円台に落ちました。
裁判途中で解放が濃厚という状況になったの確かですが、市場としては完全に解放を織り込んでいて、材料出尽くしとなったわけですね(;^_^A
ボールはアメリカ側に移った
これをきっかけにしてアメリカとトルコの関係改善が期待されます。
ブランソン氏が解放された次に期待されるのはアメリカがトルコに課した制裁関税の解除です。
あれは忘れもしない8/10…トランプ大統領がTwitterで鉄鋼とアルミニウムの関税を2倍にすると発表しました。これによりリラが急落、私もロスカットの憂き目に合いました。
色々見てますと、今回のブランソン氏の解放と引き換えに、米国がトルコの制裁を解除することで合意したとの情報も見られます。
真偽は不明ですが、実現を心より期待しています(`・ω・´)
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