gtag('config', 'UA-117980684-1');

けんしんの株式投資

米国株・日本株・トルコリラについて思う事をつらつらと書いています

2018年7-9月期:決算始動(JPモルガン・チェース、シティグループ)

f:id:Ithere:20181013001610j:plain

けんしんです。

さて、遂に7-9月期の決算が始まりました。


私の保有株では、JPモルガン・チェースシティグループの2銘柄がトップバッターで決算発表です。

 

JPモルガン・チェース(JPM)

 売上:278億2000万ドル(予想:274億4000万ドル)

 EPS:2.34ドル(予想:2.25ドル)

 株価:108.13→106.95(▲1.09%) 

JPモルガン:7-9月純金利収入過去最高ー債券トレーディング補う - Bloomberg

 

シティグループ(C)

 売上:183億9000万ドル(予想:184億5000万ドル)

 EPS:1.73ドル(予想:1.68ドル)

 株価:68.38→69.84(+2.14%) 

米シティグループ、第3四半期利益が予想上回る 債券トレーディング好調 | ロイター

 

 

 

所感

悲しいことに米銀株は決算内容が良くても下落する性質があります。

特に今回は市場の混乱(ただし、当日は上昇しそう)という複雑な状況での発表でした。

 

結果はJPモルガン下落、シティ上昇となりました。

市場の追い風がなければ、JPモルガンは大幅下落、シティは小幅上昇だったと思われます。

通常時に置き直すと、シティは善戦、JPモルガンはやや悪いといったイメージでしょうか。

 

ただし、業績自体は良いものでした。

両行とも金利上昇による利ざやの拡大・景気拡大の恩恵を受けた点が確認出来ました。

特にJPモルガンの方が本業の拡大が大きかったですね。トレーディングが減少となっていますが、一時収益な面もあるため、重要度は落ちます。

 

金利上昇は銀行にとって収益拡大に繋がりますので、景気後退や市場の混乱さえ抑えることが出来ればポジティブなものです。

 

注意すべき点は、JPモルガンのダイモンCEOが短期金利が4%に上昇する可能性について触れた事ですね。現在の金利ですら混乱する状況で、4%もの高金利を市場が消化できるのか心配な面があります。

 

JPモルガンとシティの決算は乗り切りましたが、保有する銀行株ではまだゴールドマンサックスとモルガンスタンレーがあります。

 

株式市場の混乱が続く以上、決算が悪いと普段以上に大きく反応する可能性があります。

 

2行の決算も引き続き注意してます。

 

 

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ