けんしんです。
一昨日のエヌビディアとキャタピラーは悪い意味でやってくれましたね。
キャタピラーは中国の減速を反映して仕方ないと思いますが、エヌビディアが決算前に利益警告してきたのは完全に不意打ちでした。
まあ、事前に悪い情報を開示してくれたのは良心的なのかもしれませんが…
市場動向
米国株(1/29)
NYダウ:24,528⇒24,580(+0.21%)
S&P500:2,597⇒2,594(-0.15%)
ナスダック:7,086⇒7,028(-0.81%)
日本株(1/30)
日経平均:20,665⇒20,557(-0.52%)
TOPIX:1,557⇒1,551(-0.41%)
マザーズ:961⇒884(-8.09%)
10年債利回り
米国:2.74%⇒2.71%
日本:-0.01%⇒-0.01%
為替 (1/30)
ドル円:109.18⇒109.42
ユーロ円:124.71⇒125.11
ポンド円:143.48⇒143.25
リラ円:20.52⇒20.57
商品(1/29)
原油:51.99⇒53.31(+2.54%)
金:1,309.3⇒1,315.2(+0.45%)
昨日の米国株は、NYダウが上昇したものの、ナスダックが大きく下落しました。
NYダウは3Mやファイザーの決算の好影響があった一方、ナスダックは引け後のアップル決算を警戒したのではないかと思います。
日本市場はマザーズが急落しました。
原因は、サンバイオが大日本住友製薬と共同で開発中の再生細胞医薬品の臨床試験で結果が振るわなかったからとのこと。サンバイオが急落し、他の小型株にも波及したようです。
正直、何故これがマザーズ全体を8%も下落させたのか不思議に思いましたが、サンバイオはマザーズで時価総額一位の銘柄で影響力が大きかったようです。
他の銘柄にとってはいい迷惑で、私の小型株もメタメタに売られました( ̄▽ ̄;)
ファイザーの決算
売上:139億8000万ドル(市場予想:139億ドル)
EPS:0.64ドル(市場予想:0.63ドル)
株価:39.53⇒40.77(+3.14%)
ファイザーの決算は市場予想をわずかに上回りました。
2019年のEPS予想が2.82~2.92ドルとアナリスト予想(3.04ドル)に届かなかった事で、通常時間前の時間外取引で下げていましたが、最終的に上昇で終えました。
今回の決算は絶賛連敗中なので、久々の勝利にホッとしています。
アップルの決算
売上:843億ドル(市場予想:839億7000万ドル)
EPS:4.18ドル(市場予想:4.17ドル)
株価:154.68⇒163.20(+5.44%)時間外市場21:10現在
https://www.apple.com/newsroom/pdfs/Q1_FY19_Consolidated_Financial_Statements.pdf
アップルの決算も市場予想をわずかに上回りました。
年初に出した下方修正(売上予想:840億ドル)に沿った内容です。
個人的には、この下方修正を更に下回る決算を警戒していました。
数字そのものは決して良くありませんが、懸念していた事態を避けることが出来て安堵しています。
ところで、今回、中国での売上が27%減と、事前警告の通り中国で苦戦したようです。
ファーウェイをめぐる国民感情もあるでしょうし、アップルが中国で勝つのは難しいでしょう。
一方、他の地域に目を向ければ、ファーウェイが先進国で締め出されつつあります。
この状況はアップルにとって追い風なので、あまり中国に深入りすることなく、他の地域を重視してくれたら嬉しく思います。
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