けんしんです。
最近、記事の初めに市場動向を書いていますが、前回から間が空いてしまいました。
これは毎日やらないと意味がない気もします。
しかし、時間・気力がない時もあるので悩ましいところ。
市場動向
米国株(1/22)
NYダウ:24,706⇒24,404(-1.22%)
S&P500:2,671⇒2,633(-1.42%)
ナスダック:7,157⇒7,020(-1.91%)
日本株(1/23)
日経平均:20,623⇒20,594(-0.14%)
TOPIX:1,556⇒1,547(-0.60%)
マザーズ:931⇒941(+1.07%)
10年債利回り
米国:2.78%⇒2.74%
日本:-0.01%⇒-0.01%
為替 (1/23)
ドル円:109.69⇒109.49
ユーロ円:124.68⇒124.41
ポンド円:141.48⇒141.81
リラ円:20.67⇒20.54
商品(1/22)
原油:53.80⇒52.57(-2.23%)
金:1,282.6⇒1,284.4(+0.14%)
昨日の米国株は大きく下落しました。
理由は、英フィナンシャルタイムズが、中国の貿易交渉の予備会合の提案を米国が拒否したと報じた事のようです。一方、米国はこの報道を事実ではないと否定したとのこと。
最近、株価は上昇傾向でしたが、貿易戦争のリスクが久々に出てきた感じですね。
事実であるかはさて置き、個人的には大したニュースではないと思うのですが、やはり市場は貿易戦争に敏感であると感じるところ。
決算
昨日は、ジョンソン&ジョンソン、IBMの決算がありました。
両銘柄とも少し前まで保有していたため、今も状況が気になっています。
ジョンソン&ジョンソン
売上:203億9000万ドル(予想:202億ドル)
EPS:1.97ドル(予想:1.95ドル)
株価:130.69⇒128.80(-1.45%)
https://johnsonandjohnson.gcs-web.com/static-files/5b6ede49-0a3a-44d3-95c0-dfe5ec5e333d
IBM
売上:217億6000万ドル(予想:202億ドル)
EPS:4.87ドル(予想:4.82ドル)
2019予想:13.90ドル(予想:13.81ドル)
株価:122.52⇒129.50(+5.72%) 時間外市場19:15現在
https://www.ibm.com/investor/att/pdf/IBM-4Q18-Earnings-Charts.pdf
J&J、IBM共に市場予想を上回る好決算を出しました。
好決算にも関わらずJ&Jの株価が下落したのは、2019年見通しが悪かったからのようです。ただし、市場全体が下落したことを考えれば、決算そのものの影響は小さいかも知れません。
J&Jで気になるのは、同社製ベビーパウダーにアスベストが混入していたとする報道・訴訟です。最近静かですが、今後また火を噴く可能性があることは注意が必要ですね。
一方、IBMは今回の10-12月期決算のみならず、2019年見通しも市場予想を上回りました。これにより時間外市場で6%も上昇しています。
私の主力銘柄であるマイクロソフトとかち合うため、先行指標として利用しています。
IBMのクラウドは鈍化しているものの2018年は12%の増加です。しかし、一方で全体の売上は変わらずです。クラウドの伸びを他が打ち消してしまう点がIBMの厄介な所ですね。IBMはレッドハット買収でクラウドの加速を目指していますが、会社全体を成長軌道に乗せることは出来るでしょうか?
ちなみに、IBMは今日の上昇で私がかつて売った株価を上回るのは確実な情勢です。
かつて手放した株が好調というのは少々複雑です。
今年のサラリーマン川柳に気持ちが分かるものがあったので、締めに使わせていただきます。
「切った後 価値が上がった 株と彼」
関連記事
ジョンソン&ジョンソンの前回決算です
ジョンソン&ジョンソン、IBMの前々回決算です