けんしんです。
昨日マイクロソフトが好決算を出して喜んだのもつかの間、たった1日で残念なことになってしまいました。
ご存じアマゾン&アルファベットの決算ミスです。
アマゾン(AMZN)
売上:565億8000万ドル(予想:571億ドル)
EPS:5.75ドル(予想:3.11ドル)
株価:1,782.17→1,610.00(▲9.66%)時間外市場19:55現在
アマゾン、第4四半期見通しが予想下回る 株価8%安 | ロイター
アルファベット(GOOG)
売上:337億4000万ドル(予想:340億5000万ドル)
EPS:13.06(予想:10.45)
株価:1,095.57→1,015.00(▲7.35%)時間外市場19:55現在
アルファベット、第3四半期は売上高が予想下回る 株価約7%下落 | ロイター
決算ミスとなり残念
私はホルダーではありませんが、今の市場環境を好転させる意味で両銘柄の決算に期待していました。内容自体はそれ程悪いものとは思いませんが、残念ながら売上が市場予想に届かず時間外市場で大きく下落しています。
昨日の米国市場が大きく上げていただけに、本来なら日本市場も大きく上げていると思いますが、下落となりました。アマゾン・アルファベットの決算が良ければ波に乗れていただけに残念に思います。先物を見る限り、今日の米国市場も厳しいものになるでしょう。
特にアマゾンだと思いますが、両社の影響力は本当に大きいですね。
出来れば良い方向に作用して欲しかったのですが…
期待していた起爆剤が不発に終わり、今まで以上に戻すのが厳しくなりました。
前回決算で市場を反転させたアップルが残っていますが、今は前回より厳しい状況なので、正直市場の反転は難しいと考えています。
クラウドの伸び
アマゾン、アルファベットの決算で気になっていたのが、クラウドの伸びでした。
クラウドの伸びは、IBMが20%→10%、マイクロソフトが89%→76%と前回決算から減速していたので、ライバル社の状況を警戒していたとところです。
結果として、アマゾンは49%→46%と微減。
アルファベットは正式な数字は分かりませんが、調べる限りではそれほど良くなさそうというイメージです。
恐るべきはアマゾンですね。元々クラウドの規模でアマゾンは、マイクロソフトの倍ありますので、今回の伸び率だと絶対額としては差が広がったことになります。
今回、アマゾンは海外事業が伸び悩んだようですので、悪い部分のテコ入れを重視するのか、上手く行っているクラウドの更なる強化を目指すのか気になっています。
マイクロソフトホルダーとしては、クラウドの収入を海外対策に回して、クラウドがおざなりになるのが理想です(笑)
ともあれ、両者の決算は残念でした。
下げがきつすぎて、アマゾンショックとかアルファベットショックとかにならないように願います。