けんしんです。
先日、シスコシステムズとウォルマートが決算発表を行いました。
これをもって保有株の今期決算も終了です。
最近はシスコとウォルマートが締めになることが多いですね。
シスコシステムズの決算
売上:129億6000万ドル(市場予想:128億9000万ドル)
EPS:0.78ドル(市場予想:0.77ドル)
株価:52.44→55.93(+6.66%)
https://s2.q4cdn.com/951347115/files/doc_financials/2019/Q3/v1/Q3FY19-Press-Release-(2).pdf
所感
シスコシステムズの決算は売上高、EPS共に市場予想を上回りました。
決算を受けて、株価は+6%と大きく上昇しました。
ちなみに、次期四半期は、売上高が前年同期比4.5~6.5%増、EPSが0.80~0.82ドルになると発表したようです。
順調に成長している様子が伺えます。
シスコシステムズの決算は安定しており、安心感があります。
また、シスコは中国への売上が少ないようで、貿易戦争の直接的な影響は軽微とのこと。
貿易戦争の激化が懸念される中、こうした性質は非常にありがたいですね。
ウォルマートの決算
売上:1,239億ドル(1250億3000万ドル)
EPS:1.13ドル(市場予想:1.02ドル)
株価:99.88→101.31(+1.43%)
所感
ウォルマートはEPSが市場予想を上回ったものの、売上高は下回りました。
強弱まちまちの結果ですが、決算発表後、株価は上昇しました。
どうやら、既存店売上高が+3.4%と強い数字になったことを好感したようです。
なお、米中貿易戦争については、関税によるコスト増を価格に転嫁しつつ、調達先を他国に振り分けると述べたようです。
ウォルマートは他国から安く仕入れ、消費者に低価格で提供するスタイルですので、米中貿易戦争の影響は免れないというところですね。
ポートフォリオのディフェンダーとして活躍している同社ですが、この点は警戒しておいた方が良さそうです。
2019年1-3月期決算を終えて
シスコシステムズ、ウォルマートで保有株の決算は終了しました。
銘柄ごとの良し悪しはありますが、最後を良く締めくくることが出来てよかったです。
インテルのような決算後に急落した銘柄もありますが、総合的に見れば悪くない決算だったと思います。悪いニュースが多い中でしっかり結果を出してくる辺り、流石アメリカだと思います。
今回の決算を踏まえ、今一度ポートフォリオや世の中の動きを点検し、要すればポートフォリオの調整を図りたいと思います。
米中貿易戦争や中東情勢の緊迫化など大きなリスクもありますが、少しでも良いリターンを出せるよう頑張っていきましょう。
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