おはようございます、けんしんです。
昨日はGEを「約束された敗北の株」とか言って反省しております。
好きなfateに絡んだネタを思いついたので、つい使ってしまいました。
GEを持つこと9年、良い時もあれば悪い時もありましたので、今が悪いことをもって全否定するつもりはありません。
GEの少し後に買った銘柄達の多くが上昇する中、GEは全く上がっておりませんので、ポートフォリオにおけるGEの割合はどんどん小さくなっております。
しかし、GEは米国株で初めて買った株、比率は小さくとも大事な決算です。
ゼネラル・エレクトリック
EPS:$0.19($0.18)
株価:13.73→13.12(▲4.44%)
GE:4-6月利益が予想上回る、航空・ヘルスケアが好業績後押し - Bloomberg
注:EPSのカッコ内は市場予想
所感
EPS・売上高共に市場予想を上回りました。これで2期連続で市場予想を上回る決算を出したことになります。しかし、残念ながら株価は4%もの大幅下落。毎度ながら市場の洗礼の厳しさを肌で感じます。
今回、株価が大幅に下落したのはガスタービン需要の低迷とFCFが従来予想の下限にとどまるとしたことのようですね。状況が悪い時は悪い部分を中心に焦点が当たるもの、その点は仕方がないと思います。
しかし、私は今回の決算で光明を見出しております。
厳しい状況の中でも着実に改革を実施し(個人的には納得のいかないものもありますが)、決算で2度連続で市場予想を上回ったのは小さな、しかし着実な一歩であると考えています。
勿論、今後更なる悪材料・悪い決算が連発して市場の懸念が実現する可能性はあります。しかし、私としては、前回、そして今回の決算が、マイナス材料が続く中での「一葉落ちて天下の秋を知る」となり、今後の復活を示唆するものであることを願ってやみません。
願望が混ざっている自覚はありますが、引き続きGEをホールド致します。
ところで、余談ですが、19日決算で大幅下落(一時は▲6%)したフィリップモリスが、20日+4%一転して大幅に上昇しております。
良くあることですが、市場の反応適当さが身に沁みます。
こういう状況を見るにつけ、「市場の反応に一喜一憂せず、自分の信念に則って投資すべし」という意見が誠に正論と思います。