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けんしんの株式投資

米国株・日本株・トルコリラについて思う事をつらつらと書いています

「JPモルガンが手数料無料のオンライン投資提供」は良いニュース

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おはようございます、けんしんです。

 

保有銘柄のJPモルガンについて良さげなニュースが出ていました。

www.bloomberg.co.jp

オンライン投資サービスの開始

何やらオンライン投資サービスを開始するとのこと。

このサービスには手数料無料の取引が含まれるほか、口座開設に必要な最低賃金を設定していないようです。

 

日本で言えば、三菱UFJフィナンシャルグループがカブドットコム証券を保有する状況の上位互換でしょうか??

 

この発表を受けて、格安証券会社の株価が大きく下げたようです。

 

内容的にはリテールがメインの印象を受けますので、業績への影響は少ないかも知れませんが、サービスの向上による新規顧客獲得・既存顧客の繋ぎ止めを期待しています。

 

無料取引は最初の1年の100件のみという制限はあるようですが、無限にできる条件もあるとのこと。JPモルガンは元々総合金融としての強みがありますので、そこに安さが加われば、手数料の安さのみを売りにする証券会社にとって被害甚大。株価が下落するのも頷けます。

 

 

 

JPモルガンは本業が強いのが強み

今回、JPモルガンがこうした手を打って来たのは、商業銀行という本業で大きく儲けているのが大きいと思います。本業での稼ぎをバックに、他事業のサービスを敢えて破格の値段で提供して顧客を囲い込み、将来の収益に繋げる手法ではないかと思います。

 

「損して得取れ」のイメージでしょうか。上手いですね。

似たようなスタイルではアマゾンを思い浮かべます。

 

銀行は他業種から攻められやすい業種で、現在はイールドカーブのフラット化など厳しい状況が続きますが、今回なかなか良いニュースを見た気がします。

 

懸念は、シティやバンカメといったライバル行が同様のサービスを提供することですね。マージン低下による消耗戦への突入なので、望ましくない展開です。

 

他行の動向には要注意ですね。シティグループの株も保有しているので、双方が消耗戦に陥り、ダメージを受けるのは困ります^_^;

 

どこまで業績に貢献してくれるか分かりませんので、過度な楽観は控えつつ、一先ず良いニュースと喜ぼうと思います。

 

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