おはようございます、けんしんです。
9/11のブログでウェルズファーゴを売却したと書きましたが、その売却資金でモルガンスタンレーを購入いたしました。
同じ銀行セクターの中で交代なので意味がないように思われますが、ウェルズファーゴは不正癖が懸念されるので、瑕疵のない銘柄に替えたかったというところになります。
今回、モルガンスタンレーを選んだ理由は下記となります。
まずはセクター面から
金融セクターを続行した理由
①金融セクターの比率を減らす必要性はないと判断
9/6に銀行比率を下げるべきか?という内容のブログを書きましたが、その後、雇用統計を始め指標が良かったこともあり、米国の長期金利が上昇しています。
ファンダメンタルズの好転と銀行株への市場評価の低さを考慮し、現時点で金融セクターを減らすのは早計と判断いたしました。
暫く、セクター比率を維持して様子を見ます。
②他セクターが決定打に欠けた
今回を機に、金融セクターから他のセクターへの乗り換えも考えました。
候補として考えたのは、ハイテク、生活必需品、一般消費財ですが、以下の理由から見送りました。
・ハイテク
魅力的な銘柄が多いものの、私のポートフォリオは既にハイテク比率が高い。
また、最近値動きが不安定で、この水準で買い向かうのに躊躇した。
・生活必需品
経済情勢を見る限り、現時点で無理に比率を引き上げる必要性はないと判断。
割高な点もマイナス。
・一般消費財
セクター比率が低いため、狙っている面はあるものの、ピンとくる銘柄がなかった。
良い銘柄があれば乗り換えていたかも。
続いて、個別銘柄について
金融の中からモルガンスタンレーを選んだ理由
1.過去保有しており、値動きや企業の状況に経験があった
モルガンスタンレーは2010~2017年と過去7年間保有していたため、企業状況や業績動向などはある程度把握しています。
今回は、ウェルズファーゴを手放したことによる緊急登板という意味合いもあるため、馴染みがあるモルガンスタンレーに白羽の矢を立てました。
2.業績も良く、割安である
直近の決算は、米銀で最も高い成長を示すなど好調な決算で、PERも10倍程度と割安です。
そのため、購入に支障なしと判断しました。
ただし、好決算はトレーディング収入という安定性のない利益に支えられた面が大きいため、額面通り信じるのは危険です。
以上、こんな感じですね。
銀行株は懸念点も多く、買うのはなかなか勇気がいります。
セクター比率維持ではなく、完全新規だったら買わなかったかも知れません。
ちなみに、今回の購入価格は昨年の売却価格より高くなっており、ずっと保有していた方が良かったというのが、一先ず反省点に上げられます。
果たして、今回の判断は正しかったのか、間違っていたのか…
何か月か後に、折を見てこの記事に立ち返り、検証したいと思います。
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