けんしんです。
今回も昨日に引き続き投資のまとめとなります。
内容は私のポートフォリオで最大勢力を誇る米国株になります。
パフォーマンス
米国株全体で▲12.6%と大きなマイナスとなりました。
これはNYダウ(▲5.8%)、S&P500(▲6.6%)、ナスダック(▲4.4%)を大きく下回ります。
何となく予想はしていましたが、実際に目の当たりにするとだいぶしんどいですね。
インデックスファンドを持っていた方がずっとマシだったというところになります。
各セクターごとのまとめ
エネルギー・素材セクター
保有株:ダウ・デュポン
比率は大きくありませんが、大きく下落したセクターです。
ただし、シェブロン、エクソンモービルを2018年の高い水準で売却したのは良かった点です。
年初のポジションを維持していたら、もっと悲惨な状況になっていました。
情報技術セクター
保有株:マイクロソフト、アップル、シスコ・システムズ、インテル
2018年後半に大きく値を崩しましたが、通年で見れば利益を取れたセクターです。
割高感のない銘柄で構成していたのが功を奏したのだと思っています。
なお、他セクターからの乗り換えで、マイクロソフト、アップルの買い増しを実行したため、ポートフォリオ内で情報技術セクターの比率が大きくなっています。
資本財セクター
GEの大幅下落に伴い、大きく値を落としました。
下落がきつかったため、一旦ポジションを外してから底と思しき所で買い戻しました。
火中の栗を拾いに行ったため、今後の値動きを注意深く見ています。
生活必需品・ヘルスケアセクター
2018年の下落期において善戦したセクターです。
特にファイザーは2018年のMVP銘柄です。
ジョンソン&ジョンソン、フィリップモリスを6月の安値で拾い、上昇した12月に売れたのは良い売買でした。
一方で、P&Gを6月の底値で手放しており、これは完全に失敗でした。
金融セクター
保有株:JPモルガン、シティグループ、ゴールドマンサックス、モルガンスタンレー
私の2018年パフォーマンスが悪かった最大の戦犯です。
JPモルガン以外は何れも年初から20%以上の下落と散々な結果となりました。
売るつもりはないのですが、さりとてどこまで下げるか分からないため、買い増しは行わず様子見をしています。
その他セクター
両銘柄とも年初来で大きく下落しています。
ウィンダム・デスティネーションは安値を拾っているため被害は少ないですが、AT&Tは20%以上の下落をまともに受けています。
2019年に向けて
残念ながら2018年は絶対的にも相対的にも悪い結果となりました。
主因は金融セクターの急落です。
2018年12月にディフェンシブ銘柄を削減し、ハイテクを増やすというリバランスを実施しています。当面は、このオフェンシブな姿勢を堅持するか、元に戻すか見極めることが第一になると考えています。
個人的には、2018年の下落は今後の景気後退を加味しても短期的には行き過ぎと考えており、出来るならば今のポートフォリオを維持したいと思っています。
先を見通す事は不可能ですので、現在を見極めることに重点を置きます。
その上で、心理的な影響の悪影響を避け、柔軟に対応して行ければと考えています。
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