けんしんです。
表題の通り、ウィンダム・デスティネーション(WYND)を購入しました。
購入時期は10/4(木)。金利上昇懸念で米国市場が崩れた日ですね。
ウィンダム・デスティネーション購入の経緯
ウィンダム・デスティネーションは、新興国株の3分の2を売却した資金で購入しました。
売却した新興国株は先月RBSの売却資金で買ったものですが、元々ボラティリティが高く、乱降下する傾向にありました。
そんな中で10/4(木)に長期金利の高騰から株式市場が崩れ、リスクオフが懸念されたため、持ち続けるのは危険であると判断しました。
暫くキャッシュポジションに置いて様子を見ることも考えましたが、市場に一定額を置いておくという方針を取っているため、現在のウォッチリスト最上位のWYNDを購入しました。
ウィンダム・デスティネーション(WYND)とは
ウィンダム・デスティネーションは世界各地で事業を展開するホテル事業会社です。
元々はウィンダム・ワールドワイドという会社だったのですが、ホテル事業とタイムシェア事業に分割され、タイムシェア事業を引き継いだのがWYNDとなります。
タイムシェアとは、リゾート施設を各年1週間単位で切り分け、顧客に売却するものとなります。顧客は購入した1週間の間、施設を自由に使用することになります。
顧客としては別荘まるまる買うより、期間限定である分、安く済むというメリットがあります。WYNDはこの売却のほか、売却施設の維持管理も収入源としています。
ちなみに、フォローワーでもあるコーディーさんがヒルトン社のタイムシェア説明会に参加されています。非常にボロイ商売であるとお分かりになります。
特筆すべきは維持管理料ですね。売却後も安定したキャッシュフローが見込めます。
ストック型ビジネスの強さを遺憾なく発揮しています。
ウィンダム・デスティネーションのチャート
見るも無残なダダ下がりで、現在最安値圏です。
ウィンダム・デスティネーションの指標
しかし、指標面を見ていただければ分かる通り非常に割安です。
PER8倍、PEGレシオ0.5倍、配当4%は非常に魅力的な水準です。
ウィンダム・デスティネーションのリスクは?
一般消費財らしく景気の影響を受けやすそうなところがリスクですね。
特にタイムシェアの売却が不景気で大きく減少すると思われます。
一方、ストック型の維持管理料は過去の購入者に掛かるため、売却面ほど景気に影響しないと思われます。軽微な景気後退ならそれほど影響ないかも知れません。
また、これだけ割安で据え置かれているのは、何らかの理由(隠れリスク)があるかも知れません。
購入所感と今後の方針
指標の通り、現在の株価は非常に魅力的。
他の銘柄の比較対象で買う価値ありと判断いたしました。
また、セクター的に一般消費財/サービスが手薄なため、そこを補強するという意味合いもあります。
ただし、割安だからと言って直ぐに反転するとは限りません。
当面は下がり続け、含み損を抱えるリスクは勿論あります。
米国株ではポジションが小さいため、今後買い増しを実施する可能性があります。
同じく逆張り銘柄であるGEとの比較対象になろうかと思います。
直ぐに結果が出る事は期待していませんが、長期的に花開くことを願っています。
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