けんしんです。
12/13の株式市場で、ゼネラル・エレクトリック(GE)の株価は6.71$→7.2$と+7.3%もの大幅上昇となりました。
ゼネラル・エレクトリックのチャート
11月以降、GEは下落の一途を辿っていましたが、大きく反発しました。
理由は、JPモルガンのスティーブン・トゥサ氏が「GE株が底を打っている可能性」を示し、投資判断を「中立」に引き上げた事によります。
恐るべきトゥサ氏
トゥサ氏と言えば、GEに対する厳しい評価を示し続けたGE株主にとって天敵と言って良いアナリストです。いつも株価に冷や水を浴びせ続け、私もGEホルダー時代、イライラさせられたものでした。
個人的には、あそこまでGEを攻撃していたトゥサ氏が意見を変えたのは非常に驚いています。
最後まで抵抗していた人が降伏した時が底(または天井)であるという投資格言がありますが、これを機にトレンドが変換したら面白いですね。
(トゥサ氏が最後の一人であるという保証はありません)
GEに超悲観という訳ではない
さて、私は9年間保有していたGEを先月売却し、現在はノンホルダーですが、GEがもう終わりとは考えていません。
優良部門は未だ健在なので、優良部門に特化することが出来れば復活すると考えています。
以前売却したのは、復活が何時実現するのか分からないのと、底が見えない下げを前に保有し切れなかったというところになります。
もし、状況が好転するならば、買い戻したいと考えています。
GEの今後については、油断できない
しかし、長年保有した立場から言わせてもらうと、この好転が本当に分からない。
何度だましにあったか分かりません。
仮に買い戻すとすれば、購入資金は既存銘柄の売却で賄う予定です。
かつてGEの売却代金で買い増したウィンダム・デスティネーションか、直近で買い増して失敗したアップル辺りが売却候補と考えています。
この辺りは実施の可否も含めて考えて行こうと思います。
以前より市場心理が少し良くなったのは事実ですが、何も変わらず今後も株価が低迷する可能性も大いにあります(寧ろその方が高い??)。
立て直しの行方も不明ですし、まだまだ油断は出来ません。
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