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けんしんの株式投資

米国株・日本株・トルコリラについて思う事をつらつらと書いています

アメリカがまさかのギュレン師追放検討【2018年11月3週トルコリラまとめ】

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けんしんです。

 

株が混乱する中で底堅い状態が続くトルコリラ

今週は21円越えとなかなかの強さを見せてくれました。

 

それでは、定例の一週間まとめです。

 

 

 

1か月チャート

トルコリラ

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南アフリカランド

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ここ1週間の騰落

 

 ①トルコリラ:20.83→21.15(+1.54%)

 ②南アランド:7.92→8.07(+1.90%)

 

両通貨とも上昇しました。リラは最近なかなか越えられない21円を越えてきました。

 

 

今週の経済指標

トルコ

 11/12 9月経常収支 18.3億ドル(予想19億ドル、前回25.9億ドル)

 11/15 8月失業率 11.1%(予想11.2%、前回10.8%)

 11/16 9月鉱工業生産(前月比) 2.7%(予想0.3%、前回▲1.1%)

 11/16 9月鉱工業生産(前年比) ▲2.7%(予想1.5%、前回1.7%)

 11/16 9月住宅価格指数(前月比) 1.22%(前回0.2%)

 11/16 9月住宅価格指数(前年比) 10.48%(前回9.86%)

 

南アフリカ

 9月小売売上高(前月比) ▲0.6%(予想0.0%、前回0.6%)

 9月小売売上高(前年比) 0.7%(前回2.5%)

 

いまいち良くない数字ですね。しかし、新興国のリスクを考えれば、微妙に悪い程度なら頑張ったと言うべきか…

 

 

 

まとめ

アメリカ、ギュレン師国外追放検討か

アメリカがギュレン師の追放を検討しているようです。

個人的にはこの方向に来るとは思わず、驚いております。

 

ギュレン師は2013年にトルコで起こったクーデターの首謀者にして、2016年のクーデター未遂の黒幕とも言われている人物です。

 

ギュレン師は現在、アメリカに在住しておりますが、トルコがアメリカに身柄の引き渡しを要求し、アメリカが拒否していた形となります。

 

アメリカとトルコの融和の流れに沿った形か?と思いましたが、どうやらカショギ氏殺害事件でのトルコのサウジに対する強硬姿勢をなだめるためとのこと。

何と言いますか、大人の事情全開ですね。

 

しかし、CIA「カショギ氏の殺害はサウジのムハンマド皇太子が強く命じたと結論付けた」と報じられるなど、トルコとは別に雲行きが怪しくなっている感もします(;^_^A

 

引き渡し要請は日本にも

トルコは上記の2016年のクーデター未遂に関わった人物として2名の引き渡しを求めているようです。

 

日本は立場上アメリカに準じた対応を取らざるを得ない上に、安田某の解放で恩もありますので 応じざるを得ない気もします。困ったものですね。

 

トルコは政治的に不穏な状況が続きますね。

経済事象と比べて可否判断が難しい点が厄介です。

 

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