けんしんです。
株が悲惨な状況でしょんぼりです。
そんな時だからこそトルコリラに踏ん張って欲しい!
という事で定例のまとめです。
チャート
トルコリラ
南アフリカランド
ここ一週間の騰落
トルコリラ:21.12→20.89(▲1.1%)
南アランド:7.88→7.60(▲3.6%)
今週の指標
トルコ
12/17 10月鉱工業生産(前月比) ▲1.9%(予想0.0%、前回▲2.7%)
12/17 9月失業率 11.4%(予想11.6%、前回11.1%)
南アフリカ
なし
今週のまとめ
今週のトルコリラは▲1.1%の下落となりました。
トルコの指標としては、10月鉱工業生産が予想より悪いものの前回より下げ幅を縮小、9月失業率が予想よりいいものの前回より悪化とまちまちの結果となりました。
市場への影響も少なかったようですね。
ただし、今週は外部要因(アメリカ)でFOMCという一大イベントがありました。
結果は、今回利上げしたものの、2019年の利上げ予想を3回→2回に減少させるものでした。
市場が期待したよりタカ派だったことで、市場が混乱。株式市場が急落しました。
今週は株式市場の急落に加え、ドル円も遂にドル安に振れる事となりました。
市場が混乱する中でリラはこの程度で済んだのは僥倖と言って良いかと思います。
僅かな下落で済んだリラを称えたい想いです。
アメリカがシリアから撤退
米軍がシリアから撤退するとのこと。これは本当にびっくりでした。
マティス国防長官が辞任するのは本件への抗議の意味もあるようですね。
マティス氏は同盟国を重視していたので、日本にとっても同氏の辞任は残念な事です。
後任人事が誰になるか気になるところ。
他にもアフガニスタンに駐留する米軍の規模を縮小するようで、在外米軍の再編が進む様子。
今全面対決している対中国にシフトする意味合いもあるのだろうか?
さて、米軍がシリア撤退となれば、中東の地政学は大きく変動するはず。
ロシア、イラン、トルコといった周辺大国の思惑が交錯し、荒れる状況になることが懸念されます。
トルコのエルドアン大統領がトランプ大統領を説得し、米軍撤収を決意させたという記事も見ました。しかしながら、シリア情勢が緊迫化する可能性も否定できず、リラホルダーとしては注意を要する状況になったと考えています。
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