けんしんです。
連日の売買記録失礼します。現在、少し活発に動いております。
表題の通り、ジョンソン&ジョンソンを売却し、マイクロソフトに集約しました。
12/18(火)に逃げよりの現状維持(=保有続行だが、何かあったら売る)という方針を書きましたが、ほぼ間を置かずにJ&Jから撤退です。
ジョンソン&ジョンソンを売却した理由
保有を決めたものの、持つことに対して腹落ちしなかったというのが理由となります。
J&Jが優良企業であるという想いは揺るぎませんが、今回のベビーパウダー問題は今後どう展開するか分からない(=ロイター記事が事実であった場合、ダメージは極めて大きい)
という点が引っかかっておりました。
市場が右肩上がりなら、J&Jが転んでも他の銘柄の上昇で吸収出来ます。しかし、現在、市場下落の直撃を受けて、ポートフォリオ全体が毀損しており、十分なリスク許容度がありません。
そのため、問題のあるJ&Jは暫くポジションを外した方がよいと判断しました。
マイクロソフトを購入した理由
マイクロソフトを購入した理由は、最も信頼のおける銘柄だったからです。
(以前、IBMから乗り換えた時と同じ理由です)
ジョンソン&ジョンソンを超優良銘柄と考えていたが故に、代わりになり得る銘柄はマイクロソフトしかないと考えたからです。
セクターバランスがハイテク偏重になることは今回目をつむりました。
乗り換え先はディフェンシブ銘柄が候補だったが…
火曜書いたように、当初の乗り換え先候補はヘルスケア、生活必需品といったディフェンシブセクターでした。
ただし、以下の点から不気味さを感じ見送る事と致しました。
①市場の混乱からディフェンシブ銘柄に資金が集中し、相対的に割高になっている
②ディフェンシブ銘柄が下落するパターンも散見されるようになった
(=皆が逃げてきた結果、重みに耐えきれず下落している??)
③オバマケア違憲判決などヘルスケア業界全体に逆風となる問題が起こった
ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BTI)、クラフトハインツ(KHC)、ゼネラルミルズ(GIS)は割高感がなく候補でしたが、信頼のおける銘柄なのか確信が持てず、下げ止まらない現状では近づけないと思い見送りました。
ただし、乗り換え後、ゼネラルミルズは好決算を出して上昇しました。
結果論ですが、ゼネラルミルズを買うことが、一番の成功だったのかもしれませんね。
ジョンソン&ジョンソンを買い戻す可能性は高い
今回、先行き不透明感と私のリスク許容度低下により売却しましたが、J&Jが優良企業という思いは変わらないため、何れ買い戻す可能性はあります。
しかし、そのためには、状況が好転する(ほとぼりが冷める)か、株価が下がって悲観を織り込んだ状態になるまで待とうと考えています。
早期に買い戻すとすれば、市場が更に下落する中で、J&Jがより暴落して割安になる事ですが(ファンダメンタルズに脆弱性のある銘柄は下落の影響が大きくなる事がある)、今のところそれはなさそうな雰囲気ですね。
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