けんしんです。
3/22(金)に米国株が大きく崩れ、その流れに沿う形で3/25(月)の日本株も大きく下落した。
昨日の日本株の下げまでは覚悟していたけど、焦点になるのは下落の継続性。
即ち、これ以降の米国株・日本株がどうなるかという事である。
ここ3日間の株価推移
米国株(NYダウ)
3/21:25,963
3/22:25,502(▲1.78%)←急落日
3/25:25,517(+0.06%)←急落翌日
日本株(日経平均)
3/22:21,627
3/25:20,977(▲3.01%)←急落日
3/26:21,428(+2.15%)←急落翌日
たった1日で判断するのは不適切だが、急落日の翌日に下げ止まったのは大いに安堵するところである。特に日本株が大きく切り返していたのは立派。個人的に恐れていたのは、下げが止まらず、昨年12月のような状況に陥る事だった。
今回が一時的な下げであることを願うばかり。
銀行株は下げ止まらなかった
今回の下落で一番傷が深いのは、銀行セクターである。
銀行株は、今回の下げの発端となった景気後退、金利低下の悪影響を最も受けやすいセクターだからである。ここが下げ止まってくれるかが最大の注目点だった。
結果はとても残念なことに続落となった。初めは上げて始まったものの長くは続かず、直ぐにマイナスに転じ、そのままフィニッシュ。
金利先安観が根強いので、そうそう流れは変わらない事は覚悟している。
当面は、「ふて寝すること山の如し」の精神で。
意外にもトルコリラは反転した
これは非常に意外だったが、トルコリラは反転した。
金曜終値の19.07円から上昇し、現在は19.90円台で推移している。
理由は、トルコ中央銀行が、市中銀行の借入金利を引き上げると共に、外貨準備を積み増すことを示唆した事のようである。
トルコ中銀としては、景気後退が進む中で引き締めはしたくなかったと思うが、リラ安を防ぐためには止む無しといったところか。
個人的には、リラは米銀株以上に下げると思っていた。去年8月の状況から16円台くらいまでは覚悟している。
このまま反転して欲しいが…
今後どうなるか分からないけど、このまま反転してくれればと願うばかり。
景気後退懸念は降ってわいた話ではないし、金利が下がれば(金融セクター以外の)株価にとってはプラスなので、何れ落ち着く事を期待。
ただし、銀行株は厳しいかもしれない。十分に安いので売るつもりはないけど、冬の時代が今後も続く事を覚悟。
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