けんしんです。
この1週間は運用するものにとって厳しい週でしたね。
土日はしっかり休んで、来週の相場に備えたいものです。
では、定例のトルコリラまとめです。
トルコリラの1か月チャート
ここ1か月断続的に下げてましたが、最後に跳ねました。
トルコリラの1週間レート推移
5/10に大きく上げましたが、この動きが継続するかが注目です。
今週のトルコ経済指標
なし
まとめ
イスタンブール市長選挙やり直しへ
トルコの最高選挙管理委員会(YSK)は6日、3月に実施された最大都市イスタンブールの市長選結果を無効とし、6月23日にやり直し選挙を実施すると発表した。これを受けてトルコリラは急落した。
同市長選は、最大野党・共和人民党(CHP)のイマモール候補がエルドアン大統領率いる与党・公正発展党(AKP)候補のユルドゥルム元首相に僅差で勝利。その後、AKPが異議を申し立て、再選挙を求めていた。
引用元: ロイター
気に入らない結果だからやり直すというのは、もはや民主主義の体をなしていないような。
正直、如何なものかと思います。
やり直し選挙では、不正な力が働くのでは?と思うところです。
混乱が続く上、投資家からの信頼が更に失われ、マイナス要素の方が大きいと思います。
選挙やり直しなどやるべきではなかったと思うのですけどね。
トルコ中銀が金融引き締めに動いたようです
リラが下落を続けている事に対してトルコ中銀が動いたようです。
トルコ中央銀行は、金融市場の不安定を理由に、通貨リラを支えるため金融政策引き締めに動いた。
引用元:ブルームバーグ
この措置により、リラは上昇したようです。
戻し幅も大きく、一先ずホッとしました。
やり方は少し違いますが、流動性供給の停止は3月にもやってましたね。
しかし、これは根本的な対策ではないので、今後の下落について引き続き警戒ですね。
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3月にリラ安対策を取った時の記事です