おはようございます、けんしんです。
投資とは無関係な話題失礼いたします。
表題の通り、劇場版『名探偵コナン ゼロの執行人』を観て参りました。
コナンと言えば、初めのころは見ておりましたが、徐々に見なくなりました。キャラで言えば、ベルモットや赤井秀一までは知ってますが、そこから先はよくわからないという感じですね。
今回の映画でもポスターの中心にいる「安室って誰??」という状態で、今見ても話に付いて行けるのか心配でした。
今更感ありありですが、一応ネタバレにならない程度に感想を書きたいと思います。
舞台は現代+近未来?
現代、もしくは少し先に実現しそうな技術を基にした話だったように思います。ぱっと覚えている限りでは、
①ドローン
無人航空機/ドローンが頻繁に登場。衛星を介した操作となかなかハイテクです。
②はやぶさ
小惑星イトカワからサンプルを採取したはやぶさの帰還がありました。懐かしいですね。実際は豪州ウーメラ砂漠に着陸してましたが、作中はNASAの力を借りつつ東京湾に着水させようという日本人にとってちょっと嬉しい形です。
③IOT技術
全てのモノがインターネットに繋がるIOT技術、この技術に絡むネタがありました。IOTは、ICTと共に今後の時代の潮流となる技術と言われています。私の会社でもIOT実現に向けた技術開発に邁進しているため、興味深く見ていました。
④スマートティ
コナンの舞台では、東京湾に新施設が建設され、ここでサミットが開催される計画です。この新施設は、東京五輪で目指しているスマートシティの考え方が反映されているように思いました。
現在の世情を反映した良い舞台設定だと思います。製作陣もしっかり勉強したのではないでしょうか。通常、推理系にはそこまでの舞台設定は不要なので、スケールの大きさに驚きました。
アクションが凄い
アニメならではの途轍もないアクションでした。最近のハリウッド映画は見ていないのですが、3D映画ではCGを駆使しない限り難しいのではないでしょうか。 人間の能力を超えた動きにポカーンとすることが多かったです。
キャラがカッコイイ
とにかく登場キャラがかっこよかったですね(誰がかっこいいかはネタバレになるので伏せます。調べれば一瞬で分かってしまいますが)。イケメンで身体能力抜群、頭脳も一流、人格面も優れると完璧超人でした。リアルではこんな人まずいません(笑)
キャラのカッコよさを前面に出してくる辺り、女性をメインターゲットにした作りになっていると思いました。次回予告でも怪盗キッドを前面に出してました。見る層が子供から女性に変わっているのかも知れないですね。
ストーリー
詳細は避けますが、推理ものの要素は少なめだったように思います。コナン映画の傾向なのか、今回が特別なのかは分かりません。ただ、個人的には楽しめました。また、技術的な話や公安の話など、子供にはやや話が難しめだったと思います。この辺りも視聴者層が変わっていると感じた所以ですね。
まとめ
総じて楽しめました。私の知っているコナンとはだいぶ変わっており、新鮮な気持ちで見ることが出来ました。来年もまた観に行きたいですね。
ところで、作者の青山剛昌さんはずっと病気療養中で最近復帰されたとのこと、無事復帰されて何よりです。
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