おはようございます、けんしんです。
S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスは、6/19にゼネラル・エレクトリック(GE)をNYダウから除外することを発表しました。
GEはダウが創設された1896年の構成銘柄で、一旦は外れたものの、110年に渡ってダウを構成し続けたダウの盟主と言ってよい銘柄でした。
本件は、米国株式市場におけるひとつの歴史が終わった事を示す象徴的な出来事だと思います。
しかし、前々から除外観測は出ておりましたので、驚いたと言うより、いよいよこの時が来たかという感が強いです。
GEとは9年間共に歩んでまいりましたので、(悪い意味で)感慨深いものがあります。
除外発表を受けて、GEは小幅下落でした(12.95→12.88)
昨日あまり下げなかったのは正直驚きですが、今まで大きく下げていたのでしんどいことに変わりありません。
配当の累積を加算すればプラスですが、キャピタルだけで見ればマイナス圏に突入しています。
今後は、指数連動のETFや投資信託の売りが出るので、短期的には厳しい時期が続く可能性があります。
しかし、本件を理由に売るかと言うと、私は売らない予定です。
前々から言われていたことが実現しただけなので、現時点である程度織り込まれている可能性があります。本件を理由に売るならもっと前に売るべきで、実現してから売るのは遅きに失する感があります。
勿論、ETFや投資信託の売りが出尽くしてから買い戻すのが一番良い方法かもしれませんが、いつ上がるのかを予測するのは難しいので、持ち続けた方が無難と考えております。
また、AT&Tのダウ除外も経験しておりますが、その際も長い目で見れば影響なかったというのも売らない理由の一つです。
今回の除外発表自体は今となっては判断材料にはならず、今後の業績がどうなるか(+市場予想より高いか低いか)が株価にとって重要であると考えています。
米国株ブログ村にはGEを保有している方が多いようにお見受けします。
お互い良い結果になるといいですね。
GEの復活を心より願っています。
動かざること山の如し