お疲れさまです、けんしんです。
先週、FANG銘柄の決算が終わりました。
FANGの決算が振るわなかったことで、今後のハイテク銘柄についてもやもやしておりますので、書いて考えを纏めたいと思います。
FANG銘柄の決算翌日の動き
1.ネットフリックス(7/16):▲5.24%
2.アルファベット(7/23) :+3.53%
3.フェイスブック(7/25) :▲19.0%
4.アマゾン(7/27) :+0.51%
FANG決算の大まかな流れ
FANGの先陣となったネットフリックスの決算ミスは他のハイテク銘柄には影響せず、アルファベットの好決算を経て概ね安定期が続きました。
しかし、その後のフェイスブックの決算ミスが波及してハイテク銘柄全体が下落。
最後のアマゾンの決算は悪くないものの、全体を反転させるには至らず、下落が続いたというのが現在地。
最近の米国株式市場を牽引してきたのはハイテク銘柄です。
そのハイテク銘柄の中核であったFANGの決算が振るわないのは、今後の米国市場に少々不安を感じる部分があります。
ざっくりですが、今後については下記を想定しております。
1.米国市場全体が下落
牽引役が不在になった事で全体が低迷するパターンです。
しかし、現時点ではこのパターンは確率が低いかなと思っています。
ハイテク銘柄は調整していますが、他セクターの決算や値動きが悪い訳ではありません。
全体が落ちる場合は、ハイテク銘柄が原因というより、貿易摩擦の激化や景気の悪化などマクロ的な要因になると推定しています。
2.ハイテク銘柄の下落は一時的で、落ち着いたら持ち直す
一時的に調整するものの後に値を戻すパターンですね。これは結構あると思ってます。
フェイスブック(+ツイッター&インテル)が暴落したとはいえ、決算そのものがそこまで悪かったわけではありません。
短期的にパニックになっただけとするなら、後に冷静に決算を振り返った際に値を戻す可能性があります。
また、アップルなど後続のハイテク銘柄の好決算が続いた場合は、早期にトレンド再開となる可能性もあります。
3.ハイテク銘柄が低迷し、他セクターに流れが移る
ここ数日の値動きを見ていたらあり得るかなと考えています。
今年に入ってディフェンシブ銘柄が低迷する一方、ハイテク銘柄が上昇を続けて来ました。
しかし、先月辺りからディフェンシブ銘柄の流れが変わり、上昇に転じつつあります。
ここ数日を見てもハイテク銘柄が下げる一方で、ディフェンシブ銘柄は上昇しております。
ハイテク銘柄への投資資金が他のセクターに流れ続ければ、年初とは逆の流れになるかも知れません。
私のメインシナリオは「いずれ持ち直す」
個人的には、2>3>1の順で可能性が高いかなと思っています。
今後発表される他ハイテク銘柄や他セクターの決算次第という面もありそうです。
火曜のアップルが次の重要決算と考えています。
私としては、理想は勿論2ですが、先月ディフェンシブ銘柄の底堅さを感じ、少し比率を高めましたので、3でも耐えられるかなというところ。1が起きたら最悪です。
今後の推移次第では、またリバランスを考えるかもしれません。
なお、どう転ぼうとも上がる見通しが立たないのがGEですね。
果たしてひとり負けから脱するのは何時になるのやら…
関連記事
その後、Twitterやネットフリックスが急落して焦りました
アップルの好決算でハイテクは持ち直した?と考えました