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けんしんの株式投資

米国株・日本株・トルコリラについて思う事をつらつらと書いています

トルコリラ8(いよいよトルコ大統領選)

おはようございます、けんしんです。

 

いよいよ6/24トルコ大統領選の日を迎えました。

これによってトルコリラは反転するのか、更なる下落に見舞われるのか運命の日です。

 

簡単ですが、概況のおさらい致します。

 

■主要候補者

 ・エルドアン大統領(AKP) 与党

 ・インジェ候補(共和人民党) 野党第一党

 ・アクシェネル党首(優良党) 女性候補

 ・パチェーリ党首(民族主義者行動党) 極右

 ・デルタッシュ党首(国民民主主義党) クルド

 

■選挙方式

 一回目の選挙で過半数の票を得られればその候補者が当選。

 過半数の候補がいなかった場合は、上位2候補による決選投票(7月8日)で決まる。

 

 

■選挙情勢

現在、エルドアン大統領の支持率が4割台後半であることから、圧倒的優位ではあるものの、一回目の選挙で決まるかは微妙で、決選投票まで縺れる可能性があります。

 

決戦投票の場合、2位候補になりそうなのがインジェ候補で、アクシュネル党首も可能性ありのとのこと。どちらが来るにせよ、2位候補が決選投票で勝つためには、反エルドアン票を結集する必要があります。

 

 なお、本日(6/24)、総選挙も同時に実施され、エルドアン大統領率いる与党AKPがどれだけの議席をとれるのかも焦点です。過半数に届かない可能性もあり、その場合はエルドアン大統領が勝ったとしても、大統領と議会の間でねじれが発生し、政治が混乱する恐れがあります。

 

あくまで現況でですが、支持率を見る限り、

 ・大統領選挙:決選投票でエルドアン大統領勝利

 ・総選挙:与党AKP過半数割れ

が、有力と思われます。しかし、日本の選挙でも事前予想はよく外れますし、まして新興国のトルコでは尚更予想は難しいと考えています。

 

エルドアン大統領は、利下げ発言や中央銀行への介入など、市場から嫌われている大統領です。しかし、一方でねじれの発生や野党の完勝は政権運営に不透明感が強く、一概に良いとも言えません。日本でも民主党政権が記憶に新しいかと思います。

 

 そして、選挙結果もそうですが、それを受けて市場がどう反応するかが大事です。

 良い結果で下がることがありますし、悪い結果でも上がることがあります。

 

最初の関門は月曜朝のオセアニア市場です。

オセアニア市場は出来高が少ないため、新興国通貨が売り崩され、大暴落することもあります。私も何度か肝を冷やされました。

リラが上がるのなら良いですが、大幅下落もあり得ますので、注意が必要です。

 

この日に備えて、一旦ポジションを外そうかとも思いましたが、直近の底堅い動きに勇気づけられ持ち続けました。

 

果たして結果はどうなるのか…

だいぶ緊張します(;^_^A

 

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