おはようございます、けんしんです。
昨日(6/7)、トルコ中央銀行は金融政策決定会合で、主要な政策金利である1週間物レポ金利を1.25%利上げし、年17.75%としました。
市場予想0.5%を越える利上げを好感し、トルコリラ円は23.9→24.5まで上昇致しました。
今回もトルコ中銀が動いてくれました。
以前の全く動けなかった状況とは打って変わって機動的な対応です。
大統領選挙に苦戦するエルドアン大統領の方針転換とも聞きます。
インフレを抑えられるかどうかは不透明ですが、2度の利上げ(計4.25%)、政策金利の一本化と最近のトルコ中銀の行動は非常に満足の行くものです。
選挙の結果やその後の混乱の可能性を踏まえれば、最大のリスクが健在であることは事実ですが、その前の前座的なリスクは少しずつ解消されているように思います。
先々週の惨状に比べればかなり余裕が出て来たのも事実。
と言っても、3割損切り→1割買戻しなので、最盛期より未だポジションは2割減ですが。
最大の懸念はくすぶり続けるので、若干好転した分だけ買い戻したイメージですね。
リスクある行動というのは自覚しております。果たして吉と出るか凶と出るか…