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けんしんの株式投資

米国株・日本株・トルコリラについて思う事をつらつらと書いています

メキシコで初の左派政権誕生(ロペスオブラドール新大統領)

ひっそりとブログ名変えました。

なぜ、けんしん(謙信)なのに風林火山なのだと突っ込んではイケナイ(笑)

 

こんばんは、けんしんです。

 

7/1投票のメキシコ大統領選挙で元メキシコシティ市長のロペスオブラドール氏が当選となりました。メキシコで左派政権が誕生するのは初とのことです。

 

中南米は左派政権が多いだけに左派政権が初というは意外です。

 

南アフリカランドトルコリラ保有する身としては、次の新興国通貨を狙うとしたらメキシコペソかな?と考えていましたので、ひっそりと動向を見守っております。

 

左派政権誕生となれば、経済・金融の規制強化、福祉政策拡充など、成長より分配に重点を置く政策が想定され、投資家にとって好ましくない状況です。

 

一応、「中央銀行の独立と財政規律の尊重」など現実路線を主張しているようですが、真偽は後にならないと分からないですね。

 

幸いなことは、今回の左派政権誕生は、事前に市場に織り込まれていたことです。

予想外の勝利でしたらペソが暴落していた可能性もありますが、現時点では落ち着いた動きになっております。

 

現時点では、今後の政策運営は未知数なので、良くなる可能性もある一方、混乱が引き起こされる可能性もあります。

 

メキシコの目下最大の問題は、麻薬事件・治安悪化への対応と考えています。

ここ半年で、政治家133名が殺害されたという大変痛ましいニュースも出ていました。

 

また、現政権に対米弱腰だと批判していたり、かつてNAFTA脱退を主張していたり、米国との摩擦も懸念されます。トランプ大統領の出方は要注意ですね。

 

現在、私はトルコリラが絶賛炎上中なので、手を出す余裕はありませんが、問題が山積しているという事で、ややネガティブなスタンスで今後もメキシコペソをウォッチして行こうと思います。

 

徐かなること林の如く

 

後日追記:一先ず新大統領は現実路線を取っており、メキシコペソは安定しています。ただし、今後の状況は要注意ですね。

 

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