おはようございます、けんしんです。
先週金曜は、決算でJPモルガン・シティ・ウェルズファーゴが暴落、アマゾン参入観測でシスコ暴落と散々でしたが、他にもジョンソン&ジョンソンとAT&Tがやられています。
正直、厄日か…と思うところですね。
この2つについては、他のブロガーの皆さんも書いており、今更感もありますが、自分自身の備忘用という事でご容赦ください。
1.ジョンソン&ジョンソン、ベビーパウダー関連訴訟で敗訴
ジョンソン&ジョンソンのベビーパウダーの原料に含まれるアスベストが原因で卵巣がんを引き起こしたとして複数の女性が訴えていた裁判で、米州裁判所の陪審は、原告の訴えを認め、J&Jに41億4000万ドル(4,700億円)の支払いを命じる判決を下しました。
J&Jは同社製品にアスベストは含まれておらず、卵巣がんを引き起こさないと説明、控訴する考えを表明したようです。
4,700億円の賠償金って凄いですね。訴訟大国&懲罰的賠償が あるアメリカならではの金額と思います。 この判決を受けて、JNJの株価は127.76→125.93と1.43%下落しました。
本件が今後どうなるかは予断を許しませんが、控訴審でJNJの主張が認められることを願うばかりです。
フィリップモリスを筆頭にアメリカ株を買う際には、訴訟リスクは意識しておかねばなりませんね。。
2.AT&Tのタイムワーナー買収について、米司法省が上訴
AT&Tがタイムワーナー買収を承認した米連邦地裁の判断を不服として、米司法省が上訴したようです。これで、AT&Tのタイムワーナー買収は一旦遠のきました。
このニュースを受けて、AT&Tの株価は32.23→31.67と1.74%下落しました。
実は先月、連邦地裁がAT&Tの買収を承認し、財務悪化懸念から株価が大幅に下落した時、「棄却された場合でも、結局株価は下げたのでは?」と書きましたが、本当にその通りになってしまいました。
前回買収が承認されたことが下げた理由なら、今回承認が遠のいたという事で、逆に上げていたと思われます。
しかし、現実は下げ。AT&Tの一連の動きを見ていると、下げることありきで、良し悪しが正しく反映されていないように思います。
愚痴っても仕方ないのですが、この辺りは米国株の弱点に思います。
トレンドフォローが強すぎて、上がる株は何時までも上げる一方、下がる株は下げ続ける…
市場の反応とは本当にままならないものです。
見切りをつけて売るというのも選択肢ですが、下げ続けてどんどん割安になっているの事実なので、めげずに頑張ってみようと思います。
動かざること山の如し_( っ`ω、)っ