おはようございます、けんしんです。
昨日のネットフリックスの決算は市場予想を大きく下回ったようですね。
ネットフリックスの株価が急落
米動画配信大手ネットフリックス(NFLX.O)が16日発表した第2・四半期決算(6月30日まで)は、新番組の配信開始にもかかわらず、米国と海外での契約者数の伸びが共に予想を下回った。
引用元:ロイター
これによりネットフリックスの株価は$400→$379と5%下落しましたが、時間外で14%下落していたことを思えば、大いに健闘したと思います。
ナスダック総合指数が+0.63%とネットフリックス決算の影響はほとんどありませんでした。ハイテク銘柄の強さは凄いですね。私の銀行株も少しは見習って欲しいのですが(;^_^A
とは言え、FANGの強さにケチがついたのも事実、今後発表される他のFANG銘柄の決算は要注意ですね。
特に、FANG筆頭のアマゾンがこけた場合は、ハイテク銘柄の強気相場を変えてしまうかもしれません。マイクロソフトやアップルを持っているため、だいぶ心配です。
さて、そんなネットフリックスが投資界を賑わせている間、気になったニュースがありました。
ドイツ銀行が4-6月の業績がアナリスト予想を大幅に上回る見通し
ドイツ銀行は今年4ー6月(第2四半期)の純利益が約4億ユーロ(約530億円)、税引き前利益が約7億ユーロとなり、アナリスト予想を「大幅に」上回る見通しだと明らかにした。
引用元:ブルームバーグ
この発表を受けて、ドイツ銀行の株価は、9.64EUR→10.29EURと7%も上昇しました。
少し前にも書きましたが、ドイツ銀行は私の投資人生において一番損した銘柄です。
(買値から3分の1に下落してから撤退( ;∀;))
ドイツ銀行で大損した手前、株価が上昇するのは複雑な思いもあるのですが、ドイツ銀行が次の金融危機の起点になるとも噂されている事を考えれば、本件は欧州、ひいては世界にとって非常に良いニュースだと考えています。
以前、JPモルガンのドイツ銀行出資観測が出た時は、「げっ」と思ったものですが、(もし、今が底なら)良い買い物になるかも知れませんね。
ドイツ銀行に対して不信が根強い
ドイツ銀行は、指標「だけ」を見ると非常に割安です。
・PER:12倍
・PBR:0.3倍
・PEG:0.9倍
ただ、長年苦しめられた経験から、すんなり好転するのだろうかという疑念があります。ほとぼりが冷めたら結局また下げるのでは?という不信感がどうしても出てしまいます。
私自身、もう一回買うかと言われれば、全くその気は起きません。当然、他の方にも全く勧められないです。
株価が暴騰するのは嬉しくないですが、世界経済のためにちゃんと欲しい、そんな微妙なスタンスが今後も続きそうです_( っ`ω、)っ
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