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けんしんの株式投資

米国株・日本株・トルコリラについて思う事をつらつらと書いています

アメリカが危険視するファーウェイ製のスマートフォンを使うべきではないと思う

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けんしんです。

 

昨日、ファーウェイの孟晩舟CFOがカナダで逮捕されたとのニュースがありました。

罪状はイラン制裁違反とのこと。

 

カナダ政府がファーウェイCFOを逮捕

 

カナダ政府は5日、中国スマートフォンメーカー、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)の孟晩舟最高財務責任者(CFO)兼副会長を逮捕したと発表した。中国は反発しており、重要な局面に入ったばかりの米中通商協議が一段と複雑になる可能性がある。

引用元:ブルームバーグ

 

 

 

貿易戦争の激化を懸念

ファーウェイの発表によると、逮捕はアメリカ当局の要請に基づいて行われたもので、後日CFOアメリカに送還される可能性があるとのこと。この逮捕を受けて、在カナダ中国大使館は抗議し、米国とカナダに対し、CFOを釈放するように求めました。

 

この件は市場にも影響し、米中貿易戦争の激化が懸念され、株式市場は大きく下落しました。

個人的にはこの問題は株式市場に悪影響を与えるものの、本質的な問題ではないと考えているため、投資ポジションを弄らず静観しています。

 

日本のポジションが心配

ただ、気になるのはファーウェイに対する日本の関わり方ですね。

 

アメリカのファーウェイを危険視するのは今回に始まったものではありません。

 

2018年に入ってからアメリカは米軍基地でのファーウェイやZTEなどの中国企業製品の使用を禁じたと報道されました。

 

現在、アメリカは同盟国に対し、ファーウェイ製の通信機器を使わないよう求めているとされています。

これに対し、オーストラリアやニュージーランドはファーウェイ製品の禁止に踏み切りました。

 

さて、同じくアメリカの同盟国である日本はと言うと、連日ファーウェイのCMがバンバン流れて、アメリカの要請はどこ吹く風という印象を受けます。

 

民間なので政府機関とは違うという事かもしれませんが、個人的にはアメリカ政府が懸念を示す製品が日本国内に普及させるのは大丈夫なのか?と不安になる面があります。

 

 

 

ファーウェイ製スマホは買わない方がいいと思う

ファーウェイは中国人民軍との関係が深い事もあり、アメリカはファーウェイをセキュリティ上の脅威と認識しています。

 

アメリカが懸念する通り、中国は国家資本主義と言うべき形態で、政府が命じれば中国企業はそれに従う義務があります。そうした製品を使う事は個人情報が中国に抜かれたり、中国系のサイバー攻撃に巻き込まれるリスクが懸念されます。

 

私個人としては、災害などの緊急時に命綱となる通信をリスクに晒すのは危険であると考えています。

 

また、ファーウェイ製品を買ったものの、今後、日本でもファーウェイ製品が使用不可になる可能性もあります。企業であれば最悪アメリカ政府の制裁対象になります。

 

個人として使う分には自己責任かもしれませんが、社会的責任を負うべき企業がそうした製品を宣伝するのは非常に違和感があるのです。

 

通信会社としては売れる可能性があるならば宣伝する、TV局としては広告料を貰ったなら宣伝する、まだ日本政府が禁止していないなら問題なし、という事なのだと思います。

 

勿論、そうした事情は理解しますが、上記リスクを踏まえれば大々的に宣伝するのは軽率な姿勢にも映ります。

 

ファーウェイ製スマホはコストパフォーマンスが良いとされており、魅力的な製品のようです。

しかし、個人的にはリスクが大きく、購入を避けるべきではないかと考えています。

 

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