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けんしんの株式投資

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中途入社の経理マン達が公認会計士や税理士の高スペックで焦る

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けんしんです。

 

私の会社での職種は経理です。

 

入社まで会計の知識はなく、しかも初任配属が財務部で経理歴が6、7年なので経理マンとしてはしょぼいスペックなのですが、そんな私にとって焦りを感じる状況になって来ています。

 

それは、中途採用者の経理スペックがやたら高い事です。

 

 

 

中途採用者は会計士・税理士の資格持ちばかり

私の会社は、特に経理知識がある訳ではない新卒を経理に配属し、一から育てていくパターンです。

 

しかし、最近はIFRSだのBEPSだの会計の過渡期にあり、スキルの高い人材が必要とされています。

 

(参考)

IFRS

世界共通の会計基準を目指して作られた「国際会計基準」のこと。貸借対照表への考え方など日本基準と大きく異なる。世界的に通用する会計制度であることから、グローバル企業を中心に採用する日本企業も増えている。

 

BEPS

「財源浸食と利益移転」と言われる。多国籍企業が、各国の税制と国際課税ルールの隙間をついて課税逃れしている状況に対し、各国が共同して会計の行動指針を纏めている。各企業はこの指針に沿った会計方針の策定と実施が求められる。

 

 

そんな状況に対応するため、会計士や税理士の資格を持つ中途入社者がどんどん入って来ています。年代的にも20代後半~30代中ばで私と同じかやや下くらい。

 

私のメイン業務は、いわゆる管理会計に属しますので、財務会計税務会計がメインの彼らとかち合う事は少ないのですが、高スペックの人たちが増えてくると焦ります。

 

ちなみに、私は簿記2級です。

 

(参考)

管理会計

決算などの外部のステークホルダーではなく、会社の経営層が意思決定を行うに際し、その基礎となる情報を提供する会計。「どの部門が儲かっているか」「どの分野に成長性があるのか」などを提供し、経営者の判断に資するのが第一の目的。

 

 

 

簿記1級でも取ろうか? 

高スペ経理マンが増えてくると、私も簿記1級くらいは取っておいた方が良いのかな?と思うところがあります。

 

折しも新卒で入っている若い子たちも簿記2級を取った後、簿記1級に取り組むパターンが多くやる気満々です。

 

そういう状況を考えると、中堅に位置する私がぬくぬくとしているのは良くないかなあ。。と思うところです。

 

まあ、簿記1級は細かすぎて日常業務とあまりリンクしないとも聞くんですけどね。

特に管理会計は会社独自のルールで動きますので、尚のこと細かい経理知識が要求されない面もあります。

 

ただし、ずっと管理会計で食べていくなら大丈夫でしょうけど、いつ異動になるか分かりませんし、会社そのものが駄目になる可能性もあります。

 

そう考えると、自身の経理マンとしての価値を高めておくべきと思うところがあります。

勿論、資格よりも自分の業務能力を磨くのが最優先事項だとは思いますが。

 

 

それにしても、監査法人からウチに転職して来たと聞くと、給料下がるのにもったいないと思ってしまいます。

 

一人と飲んだ時は、実業と関わる方がやりがいがあると言っていました。

会計士は社会に貢献する立派な職業だと思いますが、嫌になってしまう人も少なからずいるようですね。

 

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