gtag('config', 'UA-117980684-1');

けんしんの株式投資

米国株・日本株・トルコリラについて思う事をつらつらと書いています

ブレグジットを巡り、メイ首相は退陣寸前まで追い込まれたようですね

f:id:Ithere:20190522190906j:plain

けんしんです。

 

最近、米中貿易戦争が熱いですね。

私も含めて投資家の視線は貿易戦争に向いています。

 

しかし、ブレグジットの方でも動きがあるようです。

 

ブルームバーグからです。

 

メイ首相が再度の国民投票に言及

 

メイ首相は21日、急きょ演説を行い、EU離脱の是非を問う再度の国民投票を行うかどうかの議会採決を約束した。これは野党労働党議員も含め、多くの議員が求めていたものだが、メイ首相はこの議会採決を行う前提条件として、自身の離脱案を支持しなければならないとした。

 

メイ首相の演説が終わるやいなや、反発が広がった。コービン労働党党首と、メイ政権を閣外協力で支える北アイルランド地域政党に加え、離脱推進派の保守党議員もがメイ首相案を非難。来月の下院採決では反対票を投じると言明した。

引用元:ブルームバーグ

 

 

 

6月上旬に4度目のEU離脱修正案の採決

メイ首相は6月上旬に4度目のEU離脱修正案の採決をするようでしたが、1~3回目と同様、否決が確実の情勢のようです。

 

メイ首相が、再度の国民投票に言及したのは、多くの議員が求める国民投票を約束することで、離脱案への賛成を得ようとの思惑とのこと。

 

しかし、支持を取り付けるどころか更なる反発を招く結果に…、メイ首相は非常に苦しい状況に追い込まれています。

 

メイ首相は退陣が既定路線

メイ首相は離脱修正案の採決後に退陣することが既定路線のようです。

否決された場合は、後任の首相がブレグジットのかじ取りを担います。

 

現在、保守党党首選で優勢なのは、「合意なき離脱」を唱えるボリス・ジョンソン前外相のようです。

 

という事は、離脱案が否決された場合、可能性が萎んできた「合意なき離脱」がまた有力候補として浮上してくるわけですね。

 

「合意なき離脱」は、多国籍企業がイギリスから逃げるし、他国との条約がチャラの状態でEUから放り出されるで、デメリットが強烈です。

 

完全に悪手だと思うのですが、大丈夫ですかね??^^;

 

 

 

「合意なき離脱」をするくらいならEU残留した方が…

「合意なき離脱」をするくらいなら、EUに残留し、ブレグジットをなかった事にする方が良いように思います。

 

都合が悪いとやり直しなんて、国民投票はそんなに軽いものなのか?という感もしますが、いつまで経っても進まない現状を思えば止むを得ない気もします。

 

また離脱派が勝ったら如何ともし難いですが。

 

ちなみに、英国社会研究センターが行った2月の世論調査では、残留派が55%・離脱派が45%と残留派が優勢のようです。

 

一方、政党支持率で判断する限り、離脱派の政党が優勢のようです。

 

 ・ブレグジット党:35%(離脱派)

 ・労働党:20%(残留派)

 ・自由民主党:15%(残留派)

 ・保守党:12%(離脱派)

 

予断を許しませんね。

拮抗した争いだと、英国の分断を更に深める可能性も。。

 

という事で、メイ首相の離脱案で穏便に抜けるのが一番良い気がします。

 

ダメですかね??^^;

 

関連記事

私としてはメイ首相は頑張っていると思うのです

www.kenshin.xyz

 

今に至る前に議会案も否決されていました

www.kenshin.xyz

 

 

にほんブログ村 株ブログ 米国株へにほんブログ村 為替ブログ トルコリラへ