けんしんです。
ずっとヨコヨコだったトルコリラですが、遂に今週動きがありました。
残念ながら悪い方に動き、大きく下落することになりました。
気乗りしないですが、悪い時だけダンマリは良くないのでサボらずやります_( っ`ω、)っ
ここ1週間のチャート
今までの横横から一気に下振れする苦しい展開。
ここ一週間のレート推移
1週間全体では、20.81⇒20.42と1.8%下落しました。
今週の指標
インフレ率は市場予想より良かったです。政策金利は予想通り現状維持。
重要指標は上手く乗り切る(インフレ率、政策金利)
今週はインフレ率と政策金利の発表と重要な週でした。
トルコの2月のインフレ率は19.67%とようやく20%割れとなりました。
20%割れは去年の8月(忌まわしきセリクラの時)以来とのことで、今のところ順調に沈静化しています。
注目の政策金利は24.0%の据え置きとなりました。
インフレ率が改善するまで引き締め姿勢を維持すると示されたようです。
インフレ率の悪化&利下げスタンスへの転換を恐れていたため、今週の指標関連は満足しています。
リラ円は下落に転じる
指標自体は満足の行くものでしたが、レートは非常に残念なものでした。
断続的にリラ安が進み、20円割り込みを意識する水準となりました。
3月末の地方選挙への警戒感と、欧州経済の悪化などのリスクオフがダブルパンチで効いたというところでしょうか。
新興国はリスクオフで下げるのは仕方ないですが、直前のリスクオン時にリラが全く上げなかったのは痛かったですね。個人的にはリスクオンの時期にのり代を作って欲しかったところ。
一度、リスクオフに振れれば、流れが継続すると思われます。
昨日発表の雇用統計も悪く、米中首脳会議やトルコ地方統一選などイベントも続きます。
リラにとって厳しい時期が続くかもしれません。
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