けんしんです。
最近のトルコリラは大変きな臭い。
景気後退入りが確実で、選挙の懸念もあるなど、全く良い見通しが描けない。
正直、ポジションを減らした方が良いか?と思う面もある。
そんな中で起こってしまった暴落…
では、今週の振り返り。
ここ1週間のチャート
少しずつ下がっていたところに、3/22(金)で一気に下落。19円台ギリギリに。
ここ1週間のレート推移
3/22は1円以上落ちたのか…
ドル円で言えば、1日で6円落ちた計算だね( ̄▽ ̄;)
今週の指標
なし
トルコリラの急落
先週、20.45円で終えたトルコリラだが、今週に入ってから断続的に下げていた。金曜に20.20円台まで下げていた時に一気に値を下げ、20円を割り込むことになった。
急落の発端は、トランプ大統領の「ゴラン高原はイスラエル領」という発言である。これに対し、エルドアン大統領が反発。対米関係が悪化するという懸念が出たようである。
そして、米国市場が始まってから下落が加速。あれよあれよという間に19円まで下落した。世界的なリスクオフに巻き込まれたのだと思う。最後、19円をキープしたとは言え、一時期18円台まで落ちる暴落。
1日で1円以上落ちる下落はなかなか記憶にない。ロスカットされた去年の8月以来かも。トルコリラはリスクが高いと改めて思い知らされる。
ポジションを削った方が良いか…
日中から下げていたことは知っていたけど、恥ずかしながら深く考えずそのままにしていた。朝起きてレートを確認したら、「あれっ?」という感じ。
8月に損切りせずにロスカットの憂き目にあったことを思えば、一旦ポジションを減らして様子を見るのが無難かも知れない。下げる時はトコトン下げるから少なくとも買いは厳禁。出来高が少なくて狙われやすい月曜朝のオセアニア市場は要注意だ。
特に対米関係悪化はまさに昨年8月に暴落した時と同じ理由。決して侮って良いものではない。
そう言えば、ロスカットされた日は1日で4円落ちたんだった。今思っても本当に恐ろしい一日だった。
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