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けんしんの株式投資

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ゴールドマンサックス&シティグループの決算発表。株価が大幅下落(-_-;)【2019年1-3月期】

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けんしんです。

 

先週金曜のJPモルガンで幸先の良いスタートを切った決算発表だが、昨日ゴールドマンサックスとシティグループの決算があった。

 

JPモルガンの流れに乗ってくれたら嬉しかったが、残念な結果となった。

 

ゴールドマンサックスの決算

 売上:88億1000万ドル(市場予想:88億9000万ドル)

 EPS:5.71ドル(市場予想:5.02ドル)

 株価:207.84ドル→199.91ドル(▲3,82%)

https://www.goldmansachs.com/media-relations/press-releases/current/pdfs/2019-q1-earnings-results-presentation.pdf

 

シティグループの決算

 売上:185億8000万ドル(市場予想:185億6000万ドル)

 EPS:1.87ドル(市場予想:1.80ドル)

 株価:67.42→67.38(▲0.06%)

https://www.citigroup.com/citi/investor/data/p190415a.pdf?ieNocache=111

 

 

 

決算は悪くないが、株価は不調

両行とも一株利益は市場予想を上回ったが、売上高はゴールドマンが未達となった。

 

決算後の株価は、シティは横ばい、ゴールドマンが大幅下落になった。

JPモルガンの好決算に続き、米銀全体が上がることを期待していたが、短い夢だった。

 

ゴールドマンサックスは、投資銀行以外のセクターが減収となったものの、コスト削減によって1株利益の増加を達成した模様。JPモルガンと同じく、特にトレーディングが苦戦。ただし、投資銀行業務は驚きの51%増加とのこと。

 

シティグループは、トレーディングが減少したものの(債券は増加)、金利収入の増加、投資銀行の好調、実効税率の低下などで1株利益の増加を達成したようである。

 

株式トレーディングはどこも減益のようだが、2019年1-3月期は株式市場が好調だったので正直意外である。買いだけでなく、売りも行っているからだろうか。

 

 

 

米銀の趨勢

まだバンク・オブ・アメリカモルガン・スタンレーが未発表だが、現在まで発表された決算を見る限り、米銀の趨勢は下記のように感じられる。

 

・トレーディング苦戦

投資銀行好調

・商業銀行好調

 

私が保有する米銀ではモルスタが残っているが、同じ投資銀行であるゴールドマンを見ると厳しい決算を覚悟しておいた方が良さそうだ。

 

特に、モルスタは前回決算で思いっきりこけている。

今回も株価マイナス5%くらいは普通にあるものと覚悟しておこう。
(ちなみに、前回は4.4%マイナス)

 

ただし、モルスタは、ゴールドマンより投資銀行業務に軸足を置いている。

業態を踏まえれば、ゴールドマンよりは良い決算が出て欲しいという思いもある。

  

一方、バンカメは良い決算が出ることが多い。

JPモルガンと並び、現在最も乗っている米銀と言って良いだろう。

果たして今回の決算はどうだろうか?? 注目である。

 

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前回のゴールドマンサックス

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前回のシティグループ

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