おはようございます、けんしんです。
昨晩、トランプ大統領が米朝首脳会談中止(延期?)を表明しました。
それを受けて地政学リスクの高まりから株価下落・円高が起こりました。
投資家としては資産が減少してきついものがありますが、最近の北朝鮮は中国の後ろ盾を得て、強気に出てくることが多かった気がします。今後の核開発は否定しても現在保有する核廃絶には応じないという態度を鮮明にしていました。
今、会談を実施しても北朝鮮のペースに乗せられ、完全な非核化とミサイル廃棄が達成できなかった可能性があります。拉致問題の解決も夢のまた夢です。これらが達成されない場合は日本にとって脅威が残り続け、将来の大きなリスクとなります。
そう思えば、一旦中止とし、国際的な経済的・外交的圧力を掛け続け、北朝鮮の翻意を促すのは理にかなった決断であると思います。条件闘争に走る北朝鮮をけん制する意味もあります。
トランプ大統領は、「我々の核の方が強力」と牽制しつつ、「もし首脳会談について考えが変われば、いつでも連絡して欲しい」とも述べています。
今回の発表を受けて、北朝鮮の態度が軟化し、核・ミサイルの不可逆的かつ完全な廃棄に応じ、拉致問題も解決されることを願ってやみません。