おはようございます、けんしんです。
我々トルコリラホルダーにとって悪夢のような一週間がようやく終わりました。一部損切りはしましたが、無事乗り切れたこと嬉しく思います。一先ずホッと致しました
23日深夜のトルコ中銀の利上げによって1トルコリラ=22.5円→24.1円へと反発しましたが、残念ながら1日も持たずに22円台まで下落しました(5/25終値は23.2円)。
直ぐに戻す可能性は考えていましたが、実際あっさり戻ってしまうと辛いですね。エルドアン大統領の利下げ圧力を跳ね除けての利上げ実施は、トルコ中銀にとって大きな決断だっただけに厳しい状況です。
ただ、介入前の水準まで落ちずに踏みとどまっています。この水準で安定してくれるなら、最悪の状況は避けれたと思っています。逆に下げ続けるならまたどこかで損切りを考えねばなりません。
利上げ前はショートすれば楽に儲けられるという意見も散見されましたが、今回、利上げを実施したことで、いざとなればトルコ中銀も次の利上げをしてくる可能性があります。ショートポジションを取るのはロングに劣らずリスクある状況に思います。
ところで、最近のリラ円相場は、日本時間ではほとんど動かず、欧州時間で大きく動く傾向があります。本邦投資家は様子見姿勢が感じられますが(個人は買ってる??)、欧州投資家はリスクに敏感な姿勢が伺えますね。私も欧州の時間が始まると身構えます。
損も大きく正直苦しい状況ですが、前向きに捉えるなら良い経験をしているという所でもあります。来週以降も厳しい状況が続くと思いますが、まずは生き残ることを最優先に頑張りたいと思います。