おはようございます、けんしんです。
銀行株が下落中
現在、銀行株が下落しています。
理由は、イタリアの政局懸念からFRBが2018年内に3回利上げをするという見通しが後退したからです。
これを受けて、米国10年債利回りが急降下しています(=債券価格上昇)。長短金利差の縮小は金融機関の収益に打撃を与えます。
私の米国株ポートフォリオは金融株への比重が大きいためかなりダメージを受けております。
先月の決算期で高配当株ホルダーの皆さんが受けた下落を、別の形で受けているというところですね。大きく下げるのはだいぶ堪えます。
下落への対応策について
こうした状況では、下記のどの対応を取るか考える必要があります。
1.買い増し
2.現状維持
3.売却
先月の高配当株ホルダーの皆さんは「1.買い増し」に動かれた方が多いように思います。株価下落は一時的なもので、長期的な企業価値は不変との判断と思います。
一方、私は現時点では「2.現状維持」と致します。
1.売らない理由
・本件はリスクに過ぎず、実際に問題が顕在化したわけではない
・利上げの回数は減少したとしても、大枠の方向性は不変
・今回の下落でリスクはそれなりに織り込んだ(はず)
2.買わない理由
・今後更に下げる理由がある中で、買い進む勇気がない
・金融株にリスクがある状況で、金融セクター比率を更に高めるのは危険
現在から更に状況が悪化するようでしたら、一部売却を考えます。
売る場合の対象は損益がトントンのウェルズ・ファーゴにする予定です。
自分の投資対象に自信を持っていれば買い増しに動くと思いますが、私は常に悩みながら投資している面があり、慎重に行動致します。
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