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けんしんの株式投資

米国株・日本株・トルコリラについて思う事をつらつらと書いています

モルガンスタンレー(MS)を売却しました(貿易戦争激化や利下げ可能性を考慮)

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けんしんです。

 

表題の通り、モルガンスタンレー(MS)を売却しました。

 

モルガンスタンレーは2010年に購入→2017年に売却→2018年に再購入という流れを取っていたので、今回が2度目の売却になります。

 

私のポートフォリオは銀行株が多い

私は米銀では、JPモルガンシティグループ、ゴールドマンサックス、モルガンスタンレーと4行保有しています。

 

合計すると、米国株ポートフォリオの4分の1を占めており、銀行株の値動きから大きな影響を受けます。

 

 

 

危機時の銀行株のボラティリティは非常に大きい

銀行株の問題点としてボラティリティが非常に高い点があります。

特に下落時の値動きが酷く、市場平均の倍くらい下がるのはザラです。

 

2018年の市場の混乱でもその性質を如何なく発揮し、銀行株のパフォーマンスは劣悪極まりなく、ポートフォリオの足を引っ張りまくっておりました。

 

貿易戦争や景気後退の中で銀行株のポジションが大きすぎるのは危ない

現在、米中貿易戦争や景気後退懸念が世を賑わせています。

銀行株はその性質上、これらの影響を受けやすい銘柄です。

 

また、株式市場で期待されている利下げについても銀行の収益基盤に打撃となります。

 

そういう状況で、現在のポジションを維持するのはリスクが大きいと考え、ポジションを削減することと致しました。

 

リーマンショック時に最も深刻だったのはモルガンスタンレー

米銀の中でモルガンスタンレーを売却対象としたのは、リーマンショック時の危機が最も深刻だったからです。

 

当時、アメリカの投資銀行は5行体制でしたが、1位ゴールドマンサックス、2位モルガンスタンレー以外の3行は姿を消しました。

 

5位:ベアスターンズ→JPモルガンが吸収

4位:メリルリンチバンクオブアメリカが吸収

3位:リーマンブラザーズ→破綻(リーマンショック

 

この時期、次に破綻するのはモルガンスタンレーと言われていました。

三菱UFJグループが救済しましたが、これがなかったら本当に破綻していたかもしれません。

 

そんな記憶もよぎり、モルガンスタンレーを売却対象としました。

 

 

 

売ったはいいが杞憂で終わる可能性もある

今回、モルガンスタンレーを売却しましたが、貿易戦争や景気後退は大ごとにならずに終わる可能性もありますし、利下げもされないかもしれません。

 

また、米銀のバランスシートは以前より遥かに強固になりましたし、株価も非常に割安です。

 

従って、私の懸念は杞憂で終わる可能性もあります。

 

しかし、ポートフォリオを見直すと、リスクが大きいと改めて感じましたので、この度削減に踏み切りました。今後は、JPモルガンシティグループ、ゴールドマンサックスの3行体制で参ります。

 

売った瞬間に上がるという悲しい事になりませんように…

 

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