おはようございます、けんしんです。
昨日、ロシアW杯 日本代表が決定致しました。
ガーナ戦に招集されたメンバーから、浅野・井手口・三竿の若手3名が外れた形となりました。この辺りは大方の予想通りで、フランスW杯のカズ、日韓W杯で中村が外れた時のようなサプライズ感はありません。
ただ、今回の代表が決まる過程、即ちハリルホジッチ監督→西野監督への交代劇については思うところがあります。
前任のハリルホジッチ監督は、W杯出場権獲得後の成績の悪さを理由に解任されました。
成績不振を理由に解任することは確かにありますが、何故W杯本番直前なのか。おかげでハリルホジッチ監督が直前まで積み上げたものが無駄となり、後任の西野監督はほとんど準備できずに本番に突入しなければなりません。
また、ハリルホジッチ監督は、本田・香川・岡崎といった実績ある選手・所謂ビッグ3をは外し、若手選手を起用してきました。西野監督に代わって一番の変更点は、このビッグ3を中心とする実績ある選手の復権です。
残念なことにビッグ3はピークを過ぎていたり怪我明けだったりで往年の力はありません。所属チームでの状況を見ても最近は若手選手の方が活躍しているくらいです。
W杯出場国で日本の実力は最下層に近い状況です。そんな中で落ち目で万全でないベテランに頼るのは正しい選択なのか疑問に思うところです。若手の方が爆発力がありますし、経験を糧に更なる飛躍に繋がる可能性があります。
監督に起用されたばかりで実績ある選手に頼りたくなる気持ちは分かりますが、日本サッカーの将来を見据えてもっと若手を選べなかったか、そう思えてなりません。