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けんしんの株式投資

米国株・日本株・トルコリラについて思う事をつらつらと書いています

日銀が長期国債の買入額減額

おはようございます、けんしんです。

 

少し前の話ですが、日銀が長期国債の買入額を減額しました。

(4,500億→4,300億円)

減額は昨年8月以来で、欧州政治懸念等で国内外の金利が下がっている状況を受けての対応とのことです。

発表を受けて、長期金利は0.02%→0.04%に上昇しました。

 

日銀はイールドカーブコントロールという政策を取っています。

具体的には、短期金利をマイナスに据え置くとともに、長期金利が0%になるように長期国債の買入を実施し、長短金利差をコントロールする政策です。

 

今回、長期国債の買入減額ですので、長期金利の下方圧力が弱まります。

これにより日本の長期金利が上昇すれば、日米の金利差が縮小し、円高が進むという事になります。

 

しかし、幸いなことに同時に欧州政治懸念が弱まり、米国の雇用統計が強いなど市場がリスクオフ(米国長期金利上昇)に振れています。

 

現時点で大きな影響はないですが、追加減額の可能性もあるとの事で少し注意を払っておこうと思います。

 

個人的には日銀の金融緩和は行き過ぎだと思っているので、正常化に近づいてくれれば嬉しいものです。 

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