おはようございます、けんしんです。
昨日、米朝首脳会談が終わりました。
決裂する事はなく、融和ムードを演出しての終了です。
一先ず、まずまずの結果か
日米が従来求めていた、CVID(完全で検証可能かつ不可逆的な非核化)の合意には至りませんでしたが、非核化を目指す事を合意(+文書化)したという点で、初めの一歩としてはまずまずと思っています。
ただ、北朝鮮は過去に何度も裏切って来た歴史がありますので、予断は許しません。
大事なのは、今回の合意というより、今後非核化へのレールをしっかり走ってくれるか
というところですね。
勿論、非核化のみならず、ミサイル、拉致問題の解決も重要です。
今回、トランプ大統領が安倍首相の要請に応じ、拉致問題を議題に上げてくれたのは大変ありがたい限りです。
ただし、拉致問題については、最終的には日本自身が解決しなければなりません。
現状の日本では、舐められっぱなしなので、それに向けた体制整備は急務ですね。
地政学リスクは後退、最終的には歴史が判断
さて、投資家としては、当然相場への影響が気になるところですが、一先ず大きな動きはありませんでした。
個人的には、世界経済へ大きな影響はないと考えていますが、地政学リスクが後退したのは間違いなく、その点はプラスだと思っています。
米朝戦争や日本へのミサイル発射が懸念されていた時期を思えば、大きな進歩が感じられます。
ただし、第二次大戦前にイギリスが取った宥和政策がヒトラーの台頭を招いた点を鑑みれば、今の流れが正しいのかは、やはり後にならないと分かりません。
ところで、トランプ大統領が非核化費用は日本と韓国が負担と言ったらしいですね。
この一言で安堵感が一気に吹っ飛びました。 本当なら由々しき事ですね。
この発言の真偽と意図は今後も要フォローです。