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けんしんの株式投資

米国株・日本株・トルコリラについて思う事をつらつらと書いています

日経平均1000円下落の衝撃、ついに2万円を割れる

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けんしんです。

 

木金と米国株式市場が大きく下げていたので、覚悟はしていましたが、実際に起きると凄まじい下げですね。はい、今日の日本株式市場です。

 

 

 

市場動向

米国市場(月曜)

 NYダウ   :22,445→21,792(▲2.91%)

 S&P500   :2,417→2,351(▲2.71%)

 ナスダック:6,333→6,193(▲2.42%)

 

日本市場(火曜)

 日経平均  :20,166→19,155(▲5.01%)

 TOPIX    :1,488→1,415(▲4.88%)

 マザーズ  :811→757(▲6.66%) 

 

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2日分の下げが襲い掛かる

本日(12/25)は日本市場は5%もの下げとなりました。

昨日の米国市場と比べて大きく下げているのは、日本市場は月曜休みだったからですね。

本日、米国市場の金曜&月曜2日分の下げを一気に受けることになりました。

 

NYダウやS&P500も金月で5%近く下げていますので、日本市場は米国市場の流れを素直に踏襲したという形と思っています。

 

日経平均2万円割れに

今日は約束された敗北でしたが、ついに日経平均が2万円を割り込みました。

先週金曜日は、終値が20,166円とギリギリ2万円台を維持しましたが、その後米国市場が5%近く下げては守り切るのは不可能でした。

 

 

日経平均が2万円を割るのは、2017年9月以来のようですね。

2018年の最後の最後で年初来安値を大きく更新するのは悲しいものがありますね。

 

私の保有株もかなりやられました。

ざっと見る限り、市場平均より下げている銘柄も多いです。

だいぶげんなりします。

 

 

 

下げ要因となった出来事

日本株は大きく下げていますが、原因は日本ではなくアメリカにあります。

現在、焦点を浴びている案件として下記の二つがあります。

 

米国政府閉鎖問題

「メキシコとの国境の壁建設費用」を巡り、トランプ大統領と議会民主党が対立し、アメリカの政府機関が閉鎖される事態になっています。対立解消のめどは立っておらず、政府機関の閉鎖は来年まで続く見通しとのことです。

 

もはやお馴染みとなった予算を巡る対立ですね。

最近は毎年のように問題になっている気がします。

政府機関の閉鎖は避けたいが、さりとて簡単に折れることは出来ないというチキンレースの様相を呈します。

 

個人的には、市場の混乱期に勘弁してくれと思うものの、過去の例を見ると決裂には至らないので、今回もそれほど心配していません。 

 

 パウエルFRB議長、ムニューシン財務長官解任報道

トランプ大統領がパウエルFRB議長とムニューシン財務長官の解任を検討しているとのこと。トランプ大統領FRBの利上げ姿勢に度々不満を表明して来ました。

 

12月の利上げについてもトランプ大統領の要求を受けずにFRBが利上げに踏み切り、株価が急落したことで、パウエル議長の解任観測が流れましたが、後日トランプ大統領がパウエル議長を解任する権限がないと認めたようです。

 

代わりに、株価下落の責任を取らされる形でムニューシン財務長官が解任される可能性があるとのことです。

 

私が思うに、ムニューシン氏の解任は下策であると考えています。

今は市場に安定をもたらす事が大事ですが、混乱期にトップを代えることは逆に混乱に拍車をかける事になります。

 

ムニューシン氏が米主要6行に対し、流動性供給を行うよう依頼したことが市場の不安を招いたという観測もあるようですが、解任を正当化する程大きな失点ではありません。

ムニューシン氏をここで解任することは避けるべきと考えています。

 

 

個人的には以上2点は市場にとって本質的な問題とは考えていませんが、今の市場を覆う悲観的な空気では下落に拍車が掛かるのも仕方ないと考えています。

 

 私自身は「動かざること山の如し」のスタンスを続けようと思います。 

 

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