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けんしんの株式投資

米国株・日本株・トルコリラについて思う事をつらつらと書いています

株価暴落に買い向かうことと売り逃げること、どちらも正しいが判断は難しい

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けんしんです。

 

現在、株式市場が急落しており、如何に対応すべきか多くのブロガーが意見を表明しています。私自身も意見表明出来ればよいのですが、悩む面が多く、明確な指針を打ち出せてはいません。

 

 

 

リーマンショックを経験したからこそ断定できない

リーマンショック経験者ならその経験を生かし、正しいスタンスを導き出せという声が聞こえてきそうですが、リーマンショックを経験しているからこそ、世の中どう転ぶか見通すことの難しさを嫌というほど感じており、「暴落期にはこうすべし」と断定することに躊躇する面があります。

 

本当はもっと自信を持って発言出来たらいいのですけどね~

性格的にも能力的にもなかなか難しい^_^;

 

さて、現在の株価急落に伴い、「今がチャンス、買い増せ!」という意見と、「暴落は続く、逃げろ!」という意見に大別されているように思います。

 

個人的にはこれらはどちらも正しいスタンスであると思いますが、個々の状況に応じて取るべきスタンスは違うのではないかと考えております。

 

性質ごとの分類

買い向かっても良さそう人

・現金保有が多く、株式のポジションが少ない人

・収入が大きく、安定的に継続入金できる人

保有株の含み益・実現益が大きく、気持ちに余裕がある人

・若い人

・独身の人

 

逃げた方が良さそうな人

ポートフォリオの株式ポジションが大きすぎる人

レバレッジを掛けている人

保有株の含み損・実現損が大きく、気持ちに余裕がない人

・年配の人

・既婚かつ一家の大黒柱である人

 

一方に全て偏る人は少ないと思うので、総合的にどちら側になるかというところでしょうか。

 

 

 

決め手は本人の「リスク許容度」

株価が、今後も下がり続けるか上昇に転じるか予測する事は難しい(=ほぼ不可能)と考えています。

 

予測する事が難しい以上、相反する2つのリスク、即ち、「損失を被るリスク」と「儲ける機会を逃すリスク」のどちらを重視するかという事だと思います。

 

リスク許容度の高い人は「儲ける機会を逃すリスク」を重視すると思います。

損失を出す可能性があっても、上昇期に乗り損ない、ポジションを持っていたら取込めたリターンを逃すことを嫌がると思います。

 

一方、リスク許容度が低い人は「損失を被るリスク」を重視すると思います。

上昇期のリターンを取り逃したとしても、今後も保有銘柄が下げ続ける事で被る損失を嫌がるはずです。

 

どちらも健全な考えであり、正しい姿勢です。

本人の置かれた状況によって、どちらが重要かというところになると思います。

 

最終的には自分自身で判断すべき

私自身の場合ですが、本音としては「買い向かう側」に回りたいところですが、私の収入に家計がかかっている状況なので、大きなリスクを取りにくいところです。

 

また、先日も書きましたが、他のリーマンショック経験者の多くがブレーキを踏んでいる状況も参考にしています。

 

今の状況は非常に投資に難しい環境で、個々人の状況に応じて答えは変わってきます。

 

特に有名ブロガーの意見は正しいと感じられるかもしれませんが、自分のことを一番知っているのは自分自身です。他の人の意見は参考にしつつも盲信せず、自分で考えた上で決断しなければならないと考えています。

 

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