gtag('config', 'UA-117980684-1');

けんしんの株式投資

米国株・日本株・トルコリラについて思う事をつらつらと書いています

株式市場は下がり続けるが、「動かざること山の如し」のスタンスで耐えるのみ

f:id:Ithere:20190507185705j:plain

 

けんしんです。

 

連日これでもかと言うほど値を下げますね。正直気が滅入る日々です。

 

景気後退の兆しも出ていますので、多少下げる事は仕方ないと思っていますが、ここまで急に下げるのは正直腑に落ちない面があります。

 

さて、先週早まった売買をしたこともあり、現在の状況を踏まえ、今後の方針を少し考えたいと思います。

 

市場が急変すれば撤回する事もありますが、当面は下記のスタンスで行こうと思います。

 

 

 

ディフェンシブ銘柄について

最近の混乱を踏まえると、ディフェンシブ銘柄の比率を増やすのがポピュラーだとは思いますが、市場全体のリスク回避志向によりディフェンシブ銘柄が結構な値まで上がってしまっています。

 

バリュー投資を信条とする身としては、半年前の安値ならともかく、今の高くなったディフェンシブ銘柄は手が出しにくいところです。

 

ディフェンシブ投資=バリュー投資と考えている方も多いようですが、私としてはディフェンシブ銘柄であっても割高ならバリュー投資ではないとスタンスです。

 

ディフェンシブ銘柄は今後も上昇するかもしれませんが、割高に行き過ぎる可能性を思えば、過度な傾斜は控えたいというところです。

(BTIとかクラフトハインツとかゼネラルミルズとか下げ続けている銘柄ならアリかもしれません)

 

オフェンシブ銘柄について

一方、オフェンシブ銘柄については最近の下落もあり、徐々に値ごろ感が出て来ています。

 

しかし、オフェンシブ銘柄に手を出すかと言われると、今の混乱した市場ではどこまで下落が進むか分からず、こちらも買いにくい面があります。

 

混乱に拍車が掛かれば更に下げると思いますし、仮に混乱が収まったとしても、兆しが見えつつある景気後退が本格化すれば下落トレンド入りするかも知れません。

 

先週実施したフィリップモリス⇒アップルへのスイッチに失敗したため、この反省も踏まえ、オフェンシブ銘柄への傾斜も危険であると考えています。

 

 

 

では、現金比率を増やせば良いのではないか?

オフェンシブ銘柄もディフェンシブ銘柄も駄目なら、現金ポジションを増やせば良いではないかという意見が出てくると思いますが、一方で私は「機会逸失のリスク」も懸念しています。

 

「機会逸失」とは簡単に言えば、株価上昇期に投資ポジションを外すことで、利益を取り逃す事ですね。

 

個人的には、今の水準は短期的には下方に行き過ぎていると考えています。

もし、ポジションを外した後に、混乱が収まり、株価が戻すならば、上昇の機会を取り逃すことになります。

 

そのため、新規投資は避けるとしても、現行ポジションは維持しておきたいという思いがあります。

 

 

まとめ

結果として、買いも売りも実施せず、動かないというというのが当面の方針になります。

 

個人的には、実体経済はそこまで酷くないという楽観シナリオがメインですが、一方でこのスタンスで最近の値動きを外しているので、やや保守的な姿勢を保ちたいと思います。

 

トレーダーとしての能力が高い方なら乱降下を利用して利益を取りに行くのもアリだと思いますが、私にはそんな能力はないため大人しくしています。

 

動かざること山の如し

 

関連記事

2か月前も下落時にスタンスを確認しました

www.kenshin.xyz

 

耐えると言っても、退場しては元も子もありません

www.kenshin.xyz

 

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ