けんしんです。
何でも高血圧治療剤に発がんの可能性がある物質が含まれているとして、自主回収したとのこと。回収対象は、アムバロ配合錠「ファイザー」のうち、2018/12/3~2019/1/23に出荷された薬品とのこと。
株主としては非常に悲しいニュースです。
ファイザー製品に許容限度を上回る発がん性物質が混入
製薬大手ファイザーは8日、高血圧症の治療薬「バルサルタン」の一部に、許容限度量を上回る発がん性物質が検出されたとして、自主回収すると発表した。これまでに健康被害の報告はない。
自主回収の対象となるのは、昨年12月3日から先月23日にかけて出荷されたアムバロ配合錠「ファイザー」(一般名「バルサルタン」)76万3820錠、計5655箱。
引用元: ハザードラボ
同業でも、ジョンソン&ジョンソンのベビーパウダーにアスベストが混入していると報道され、同社に対する訴訟が相次いでいます。
製薬会社・ヘルスケア企業はこうした健康被害が怖いですね。
株を保有する場合は、こうしたリスクがあることを認識しなければなりません。
2度とこのような事がないようしっかり対策して欲しい
ファイザーの件については、現時点で健康被害の報告は出ていないという点や、一般の人は容易に購入できない(医師の処方があって初めて購入できる)点にはひとまず安堵というところです。
また、ファイザーが速やかに製品回収に動いたという点は、事後対応の初動としては悪くないと思っています。事前チェックで気付けなかったのか?と言う点は疑念を感じるところですが…
ただし、健康被害については直ぐに出てくるものではないと思うので、今後の経過については注意したいところです。
高血圧を治したと思ったらガンになったというのはシャレになりません。
該当の薬を飲んだ方がいないと願うと共に、ファイザーには二度とこのような事がないようしっかり予防策を取って欲しいと思います。
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