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けんしんの株式投資

米国株・日本株・トルコリラについて思う事をつらつらと書いています

つみたてNISAは株式投資の初めの一歩として優れた制度

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けんしんです。

 

私は投資を始めて14年になります。

今までずっと個別株投資を行ってきましたが、今年からNISA→つみたてNISAに切り替え、コツコツ投資信託を買うようにしました。

 

当初はそれほど乗り気しない制度でしたが、実際にやってみると、株式投資を始めたい方の初めの一歩として良く出来た制度だなと思います。

 

以下、つみたてNISAで良いと思った点です。

 

 

 

1.年40万円まで非課税

毎年40万円分の買い付け分まで利益と分配金が非課税となります。

一方、通常の株式投資だと、20%の税金が掛かります。

 

つみたてNISAは利益が非課税となる分、通常の株式投資より遥かに有利な制度で、投資をするなら是非この非課税枠は利用したいところです。

 

2.ドルコスト平均法で時間分散が出来る

つみたてNISAは一気に買うことは出来ず、毎日・毎週・毎月と定期的買うことを強いられます。

 

一見すると、選択肢が絞られる良くない制度ですが、人間誰しも自分の力を過信したり、欲が出たりして一気に買うことも多いです。

 

しかし、この場合、大量買いした後に株価が急落すると、資産が大きく減少します。

 

強制的に時間分散させ、買い時を失敗するリスクを減じることが出来るのは良いのではないかと思います。

 

3.20年という非課税期間の長さ

つみたてNISAは非課税期間が20年と長いことも有利な点です。

株価は短期では乱降下しますが、長期的には上昇する傾向があります。

 

つまり、期間が長くなるほど、終了時点でプラスになっている可能性が高まります。

 

短期間で結果を出さなければならない案件と長い目で見られる案件とでは、後者の方が有利です。

 

これは私の拙さが招いた結果ですが、非課税期間5年の初年度NISAはマイナスの結果になりました。期間が20年のつみたてNISAならもっとチャンスがあったのに…とは思うところです。

 

 

 

4.個別投資より気持ちの面で負担が少ない

株式投資は日々の株価変動に一喜一憂します。

特に大きく下げた時のどんよりとした気持ちは酷いものがあります。

 

しかし、つみたてNISAはコツコツ買い付けていくため、「下げた場合は安く買うことが出来る」と下落をプラスの視点で見ることが出来ます。

 

5.金融庁がぼったくり商品を除外してくれている

世の中には数多の投資信託がありますが、投資向きとは言えない商品があります。

 

投資信託には信託報酬というコストがかかります。例えば、信託報酬が1%の場合、毎年資産額の1%が引かれて運用会社や販売会社に入る形になります。

 

日本の投資信託は総じて信託報酬が高く、中には2%、3%といった破格の高さのものもあります。

 

こうした商品はぼったくりと言っても過言ではありませんが、「つみたてNISA」対象商品は金融庁が選定し、こうしたぼったくり商品を排除してくれています。

一先ず、ここから選べば無難というラインナップになっており、大外れはありません。

 

 

 

まずは「つみたてNISA」から始めてみてはいかがでしょうか?

実際にやってみて、個別株投資と比べて、「つみたてNISA」は多くのメリットがあると感じます。

 

投資をしていない方に投資をしろと煽るつもりはありませんが、これから投資をしようと考えている方にとって、つみたてNISAは最適な一歩だと考えています。

 

金融庁が「高齢社会における資産形成・管理」を発表して以降、投資に興味を持った方が多いと聞きます。

 

それ自体は大変素晴らしい事ですが、銀行や証券会社に相談すると、ぼったくり商品を勧められるリスクがあるのも事実です。

 

金融庁が定期的にセミナーを開いてくれていますので、投資を始めようとしている方は、まずはそちらに出席の上で、「つみたてNISA」を検討されてみては如何でしょうか。

 

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