けんしんです。
昨日マイクロソフトの決算がありました。
マイクロソフトは他の銘柄3つ分くらいのポジションがあるため、決算日はとても緊張します。
今回も例に漏れず、夜中何度か起きてしまい、朝も早く目覚めました。
良い決算だったようで、心から安堵いたしました。
マイクロソフトの決算
売上:337億2000万ドル(市場予想:328億ドル)
EPS:1.37ドル(市場予想:1.21ドル)
株価:136.42ドル→141.10ドル(+3.43%)時間外市場19:40現在
https://www.microsoft.com/en-us/Investor/earnings/FY-2019-Q4/press-release-webcast
決算所感
マイクロソフトの決算は売上高、EPS(一株利益)ともに市場予想を上回る良い内容でした。
しかし、マイクロソフトは市場からの期待が大きく、既に株価も高値圏にあるせいか反応は薄いですね。それほど上げていない印象です。
市場の高すぎる期待は気になるところですが、決算そのものは非常に満足しています。
セクター内訳
セクター毎の売上高は下記のとおりです。
セクター |
売上 |
前年同期比 |
Productivity and Business Processes |
110.5億ドル |
14% |
Inteligent Cloud |
113.9億ドル |
19% |
More Personal Computing |
112.8億ドル |
4% |
依然として高い成長率ですが、前四半期からは鈍化しました。
高い成長率を誇るクラウドが部門別売上高でトップに立ちました。
クラウドに目が行ってしまいますが、Office365(31%)やDynamics365(45%)といったSaaS系、Linkedin(25%)の成長もまた見事です。
コンピュータが見劣りするのは仕方ないと思います。貿易戦争や景気後退懸念で需要が減ってると思いますし…
クラウドAzureの成長率は64%
注目のクラウドAzureの成長率は64%となりました。
1Q~3Qは70%台を維持していましたが、今回70%を下回りました。
数字だけ見ると「げっ」となりますが、規模が大きくなれば成長が鈍化するのは仕方ないかもしれませんね。他の方の反応を見る限り、寧ろ凄いという意見が大勢のように思います。
個人的には鈍化している点が気になるので、念のためライバルのアマゾンAWSの結果を見てから是非を判断しようと思います。
ガイダンス
2019年7-10月期の売上見込みは下記のようです。
セクター |
売上 |
Productivity and Business Processes |
107億~109億ドル |
Inteligent Cloud |
103億~105億ドル |
More Personal Computing |
107憶~110億ドル |
全体的に減少していますが、第4Q→第1Qですし仕方ないですかね。
是非とも上限かそれ以上の結果を期待しています。
なお、今四半期で売上高トップに浮上したクラウドですが、3位に戻るようです。
今から買増しするか悩む
少し悩んでいるのはマイクロソフトを買増そうかというところ。
既にマイクロソフトのポジションは大きいのですが、他の銘柄との比較で安定感が段違いです。
駄目銘柄を切って、マイクロソフトに集約しようかというのは悩むところです。
ただし、下がりに下がった銘柄→上がりに上がった銘柄への乗り換えは気持ち的に抵抗があります。
「もうはまだなり」とは言いますが、非常に悩ましい(^_^;)
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