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けんしんの株式投資

米国株・日本株・トルコリラについて思う事をつらつらと書いています

JPモルガンがドイツ銀行の出資に関心との報道

おはようございます、けんしんです。

 

投資をしていれば、誰しも1つや2つの失敗例はあるもの。

私が投資をしてきた中で一番の失敗は、ドイツ銀行ADRを購入したことになります。

1株70$の時に購入して、売却したのは20$なので、3分の1まで下落した計算になります。

下がり続ける株価に憂鬱な気持ちで持ち続け、売った時(解放された)は心底ホッとしたことを覚えています。

長期投資は大事ですが、銘柄をミスると大変な事になります。私にとって良い勉強になりました。

 

 そんな悪い思い出しかないドイツ銀行ですが、売却した後も時折株価はチェックしていました。売却後も株価は下落を続け、一時期10$割れ目前の水準まで下落しました。

 

しかし、ここ数日ドイツ銀行の株価は急速に回復しています。

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(ドイツ銀行のチャート)


何か好材料が出たのかなと思って調べてみると、JPモルガンドイツ銀行への出資に関心を持っているとの記事が出たようです。

 

出資理由としては、イギリスのEU離脱後にフランクフルトの重要性が増すからとのことです。

 

JPモルガンはこの報道を否定したようですが、火のない所に煙は立たず、案外本当に出資するかもと不安に思う部分もあります。

 

JPモルガンは私の保有銘柄の一つで、他の金融機関と比べて、リーマンショックすらも大きなダメージを受ける事なく乗り切ってます。

 

また、リーマンショック時に、米国5位の投資銀行であるベアー・スターンズを吸収買収し、後の収益拡大に貢献するなど、危機時のリスクテイクも優れたものでした。

 

 そのリスク管理の優秀さには私も大きな信頼を持っており、株価が多少落ちようとも安心して持てる銘柄の一つです。

 

しかし、今回報道されたドイツ銀行は、次の欧州不安の起点と噂されるほど、経営状況は深刻であり、規模の大きさも世界有数。ベアー・スターンズとは難易度が絶対的に違うのではないかと危惧しています。

 

まあ、リスク管理能力を信頼していると言いながら、出資報道にやきもきする辺り、心配性が過ぎるのかも知れません。欧州の顧客基盤を手に入れるため、ドイツ銀行に触手を伸ばすのは理解できます。

 

 今までのJPモルガン経営陣の企業運営は素晴らしいものだと考えていますので、仮にドイツ銀行に出資したとしても、一旦はその判断を信じてみようと思います。

 

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